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キックのサウンドメイキングはかなり重要です
この記事はミックスではなく、あくまで「音作り」に焦点を当てていきます
周波数なども大事ですが、キックの音そのものについて書いていきます
これはアレンジの分類
音色選びは基本アレンジャーだったり、演奏者本人が作る方がイメージに近いものができます
そのやり方がわからん!って場合、エンジニアに委ねられることもあります
言ってしまえば差し替えなんかは、アレンジみたいなものですね
ここでのイメージ力が出来を左右するので、頑張らなくてはいけませんw
やり方
色んなやり方があるのですが、まずは打ち込み音源を使います
これは何でもいいです。好みです
恐らく何種類かキックのテンプレートがあったりするので、まずはそれらを試していきます
そんなに複数の音源持っていない場合、そのテンプレートのキックの音を何種類か混ぜます
別に1つの音で終わらせるなんてルールはないので
ただし、これやる場合は、EQの処理が必須です
ただ混ぜるだけだと、ものすごいゴワゴワしてくること多数w
あえてで使うならそれもあり
低音の質感とアタックの質感を調整するイメージですね
この音アタックはいいんだけど、ローが微妙・・・なんて時にやるといいかもしれません
ミックスはある程度ルールに沿った調整をしますが、音作りに関してはルールは無いので、どんな音だろうがいいのです
打ち込み音源ではなくて生音で作る場合、REC時に素材をある何個か録らせてもらうのが基本
キックの踏み方を少し変えてもらう感じ
差し替え前提みたいな感じになりますが、念のためです
何も問題が無ければ、本チャンのものを使います
生音は差し替え方が音源使う以外あまり無いのですが、キックは打ち込みでも意外とすんなり馴染みます
むしろそれの方がよかったりすることも少なからずあるw
ミックスのみやる場合、選択肢がなくなってしまうので
後はこれはRECを常にやる人限定になりますが、過去に録った一番いい音をそっくりそのまま持ってくるw
どうしても録り音がアレだとそうせざるを得ませんw
特に生音でやってくれと言われたとき
まだキックは単品の音なのでこのやり方が使えます
ただその編集作業は死ぬほど、めんどくさい
EQでの音作り
キックは過剰にいじってもそれほど違和感を感じないので、このEQは過剰にやりますw
もう一度言いますが、あくまでも音作りですw
・100Hz辺りをごっそりカットして4KHz~6Khお好みでブースト。アタックの塊のような音になる。これに低音が強めな音色を混ぜる
・400Hz~800Hz辺りをブースト。モフッ!とした他をすごく邪魔する音色w。その再6Kh辺りから先はカット。アタック感を他の音色で混ぜて調整
・20Hz~50Hz辺りを激ブーストして、ハイをバッサリカット。超低域の隠し味的に
まだ色々あるんですが、僕はアレンジャーではないので、ある程度やったことある事しか書けませんw
過剰に音作ると、ボリュームも上がる傾向があるので、-6dBぐらいをピークにして一度書き出してミックスに使います
自由過ぎて何していいか迷うw
これはある程度経験と知識がいりますね
1つ1つの音色を厳選するわけですから
なんなら別にキックの音色じゃなくてもキックに見立てた音であれば何でもいいのです
テクノとかでよく使われる手法ですね
まあ今はシンセサイザーと言われる素晴らしい機材がデジタルで使えるわけなのでそこから音色を作っても全然OKです
僕聞いたことあるのは、コンクリートをスリッパで叩いて、それをサンプリングしてスネアに見立てて使用したなんて人がいるらしいw
バンドだから生音、電子音楽だから打ち込みと固定概念を持ってしまうと、音作りの幅が狭くなってしまうので、サウンドメイキングは柔軟な発想を持つことが大事です
このあたりの考え方はアレンジャーと話をするとおいしいこと教えてくれたりします
おわりに
バンドは生音にしたいって気持ち僕もすごくわかる
ですがリスナーはそんなの気にしないんです
森をみて木を見ず、みたいな言葉ありますが、リスナーは森しか見ません
木ばっかりに気を取られると、大事な何かが見えなくなるので、柔軟に対応しましょう
TOONTRACK / SUPERIOR DRUMMER 3 / BOX ドラム音源 [License]
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