何故やるのか? 吸音と防音の必要性。テキトーにしかできないのならやらなくてよし

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こんにちは。REC.MIXエンジニアのにっしーです。にっしー@REC.MIXエンジニア

 

音楽制作において、吸音と防音は何故やる必要があるのか?

防音は、近隣に迷惑をかけないようにするためなのはなんとなくわかると思います

特に日本の建物と土地柄ではなおさら

じゃあ、吸音はなんでしょうか?

これらについて書いていきます

防音

防音はとっても難しい

ざっくり言うと、音のエネルギーを無くすことです

この音のエネルギーは低音が1番デカいです

ライブハウスとかクラブとかでまず聞こえる音はベースかキックです

外に出てもドンドン音が聞こえてきます

低音が外に漏れてしまっているんです

この低音を完璧に無くすには、壁を分厚くして低音が外に出ないようにするのが大事なのですが、それでも漏れるのです

それほどエネルギーが大きい

1度建物を作ってあるものを改装しようにも、構造上難しかったり、壁を厚くするので部屋が狭くなったりと、なかなか難しい

施工会社もお手上げな事例があります

そんなリスクを取ってでも防音しないと、そもそも音楽慣らせないのが辛い所です

少しでも防音がしたい場合

ライブハウスだけでなく、DTMなどの音楽制作や楽器の練習でも、防音はある程度したいですよね?

でも防音って施工するのにかなりお金かかります

DIYでも、簡易的なものだったらある程度は出来ます

 

一番手っ取り早いのは防音室を導入してしまう事

たかーいw(お値段が)

Dr-40ってのが遮音性の高さになります

まぁ、目安でしかないですがw

ちなみになんですが、防音室と謳っている安めの防音室が色々ありますが、個人的には辞めておいた方がいいと思う

理由は、ほとんど防音の意味ないから

どれぐらいの防音性能がほしいのかは人によりけりですが、そんなに大音量で作業する?って事考えておかないと無駄なことになります

例えば、エレキギターのレコーディングをマイクで録りたいって場合、安物だとアンプの音、普通に漏れます

ある程度は軽減しますが、それって防音っていうレベルなのか疑問になりますw

 

カワイの防音室を紹介しましたが、ヤマハでも防音室あります

https://jp.yamaha.com/products/soundproofing/index.html

これもまた高いですけどねw

レンタルもあるので気になった方少し検討してみては?

昔、中田ヤスタカが使ってましたね

 

これぐらいの防音室なら生音であれば、ほぼ防げる

アンプでもサイレントボックス併用すればほぼ防げる

この防げるってのは、住宅の外には聞こえないって意味なのでよろしくお願いしますw

防音室って言っても、防音室の近くに行ったらある程度は漏れますね

設置する際は床から浮かしてやると、ある程度振動が伝わりにくくなるので浮かした方が良いと思います

スピーカーのインシュレーター使うようなもんです

規模が違いますが原理は一緒

音は空気の振動なので、振動を抑えてやれば音が消えるって理屈

部屋を音響施工をする際は、床に防振材かませてその上に床を作ったりします

それでも低音は突き抜けてくるのでとっても厄介です

 

部屋を防音したい場合は、悪い事言わないので業者に施工してもらった方がいいw

理屈を考えれば、部屋の中に部屋を作るって方法がまだ個人で出来ると思います

床を浮かす、壁を石こうボードとグラスウールで分厚くする、密閉できるところは密閉する

これをやれば理論上防音が出来ますが、僕はこの時間勿体ないって思うw

素直に業者に頼んだ方が効率的な気がしますw

ちゃんとした施工をしてくれますし

まあ自由ですがw

DIYでやりたい場合はご自由にどうぞw

楽しそうではあるけど効果でなかったら怖いw

吸音

吸音は音の響きを抑えるものです

この音の響きを抑えるって、かなりあいまいなものですw

吸音の目的は、響きをコントロールすることにあります

乱暴に言えばめっちゃ気持ちいい薄ーいチェンバーリバーブを作るイメージw

反響した音を抑えるわけですが、ガッツリ抑えるのではなく、自然な響きになるようにするのです

モニターを聞く環境としては、反響が無い方がクリアに聞こえます

ドラムやピアノなどはある程度は響かせた方が臨場感でる

これが言わばアンビエンスです

 

ですが大体どんな部屋でも反響はあります

反響が邪魔せずに響いてくる環境を吸音材を使ってコントロールします

むやみに吸音材張っても無意味です

部屋全体で考えないと、変な所で膨らんだり、位相がおかしなことになったりします

ぶっちゃけテキトーな吸音は逆効果です

無駄に音が吸われて音場が余計に崩れる危険があります

これもまた業者に頼むか、自分である程度勉強して、部屋の鳴り方を理解して、抑えたい所に吸音材を張りましょう

スゲー難しいですがw

 

ちなみに無響室と言う、全く音が響かない部屋があります

なんでも普通の人が無響室入ったら発狂すると言う都市伝説があるらしいw

そう言われると入ってみたくなりますねw

吸音材は遮音性能はないのでそこは注意

おわりに

防音&吸音はかなり難しいです

これを徹底的にやる施工業者と言うプロがいるのです

僕はスピーカーの裏側の壁にだけ吸音材張っています

僕の個人的なものですが、スピーカーから出ている裏側の反射音が抑えられるので、スピーカー自体からの音が聞こえやすくなります

他はそこまでやっていません

今や耳が慣れてしまってるので、もういじりたくないのが本音w

また環境を変える時には、また1からやってもいいかもしれませんね

 

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にっしー@REC.MIXエンジニア

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