【本ページはプロモーションが含まれています】
音楽やる上では欠かせないマイク。なのにそこまで気にされないマイク。自分には関係ないと思ってる人多数。これはいかん
音=マイクと言っても過言ではない
いやマジで。なぜなら直接音を拾うのはほぼ100%マイクです
その拾った音を電気信号にしてマイクプリ(HA)で増幅してスピーカーから音を出します
どうあがいてもマイクの影響が出ます。なのにそこまで気にされないマイク。
自然界の音でない限り、必ずマイクが使用されます
少しでもマイクに興味持つと、音作りがかなり変わります
もっと細かいこと言えば、ライブであればPA卓で音かなり変わります。その影響がデカいのがマイクプリ(HA)です
ここのクオリティで音質がかなり変わります。同じスピーカーであっても音の出方がまるっきり変わります。なのにそこまで気にされないマイク。
マイクがゲシュタルト崩壊を起こし始めてます
何を知ればいいのか?
マイクの種類と、指向性、マイクが持つ音のクセ、です
まず、マイクの種類はおおざっぱに分けて、ダイナミックマイク、コンデンサーマイクになります
指向性はマイクによって様々で変更できるモデルもあります。
マイクのクセは比べるものがないとわからないので、自分で基準を決めて聞いていくとクセが聞き取れるようになります
この基準がややこしいんですが、まず基準として使用するマイクの音を知る必要があります。
さらに使用するマイクプリ、A/Dコンバーター、スピーカー
これらがあってやっと比べることができます
よく見るやつでこのマイクは中域にクセが~、高域が強めだ~などありますが何と比べているのかわからないので判断が難しいです
ただ聞いた印象で言っているならそれは信用できません。なぜなら音の印象なんか人それぞれ違うので、高域強いと言っても人によっては、そんな強いこれ?ってなります
比べる基準をしっかりしないとフラットに判断が難しいってことです
ちなみに僕のマイクの音の基準はSM58です。これをフラットに考えます。SM58自体はフラットな特性ではないですが、定番マイクなのでこれの音知っていれば比べるとき便利です
マイクプリ、A/Dコンバーター、スピーカー、いろんなやつで聞き、このマイクの音を覚えました
そうするとSM58に比べたら中域が強い、高域が強いと判断できるのです
ギターとかベースで言えばダダリオとかアーニーボールとかの定番弦の音と比べるのに似てる
シールドはカナレとか
ダイナミックマイク
ダイナミックマイクは意外と単純な構造でコイルと磁石の振動で電気信号を作っています
スピーカーの逆の構造
単純がゆえに、コンデンサーマイクと比べて、安い(例外アリ)、壊れにくい、大音量に強い
単純がゆえに、解像度は低いものが多い(繊細ではない)、だからと言って悪いわけではない
RECではオンマイクキック、トップスネア、ボトムスネア、タム、オンマイクギター、オンマイクベース、などに使われることが多い
コンデンサーマイク
コンデンサーマイクはよく音がいいマイクと言われますが、使い方次第です
あと使うにあたってファンタム電源(48V)が必要になります
コンデンサーマイクは振動版(ダイヤフラム)が薄く作られており、わずかな振動も拾うので解像度は高いです。ただ非常に扱いがメンドクサイデス。ダイナミックと同じ扱いをすれば間違いなくダメになります。
音が出なくなるって壊れ方も大音量の音に近づければありますが、音質が極端に悪くなるって現象の方が多い気がします(個人的な経験)
湿気や衝撃にやられて、ダイヤフラムがダメになるとこうなります
こんな繊細なマイクゆえに、(お値段が)高い、壊れやすい、扱いが難しい
RECではトップシンバル、アンビ、ボーカル、アコギ、ピアノ、ヴァイオリン、チェロなど繊細な音の時に使われることが多い
結局のところ
適材適所です。実際高級なマイク使ったところで使い方ダメなら音は良くなりません
結局は人的要因が一番音を良くしたり、悪くしたりするのです
悪くしないために色々なマイクの使い方だったり、音だったりを勉強するのです
僕含め、エンジニアは色々がんばってますw
コメントを残す