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こんにちは。REC.MIXエンジニアのにっしーです。にっしー@REC.MIXエンジニア
プラグイン?買いたい時が、買い時です。終
これだとこの記事の意味がなくなるので真面目に書きますw
なんかもっと良くしたいからプラグインに頼ってしまう気持ちはすごいよくわかる
このEQならもっと煌びやかになるかもしれない
このコンプならもっと音太くなるかもしれない
こんな感じで悩むんじゃないでしょうか?
1つ事実を言うと、録った音の質、音源の質が悪いならEQとかコンプでどうにかなる話ではないのです
極端な話を言えば、スマホで録った音をノイマン87、NEVE1073、UREI1176、PRO TOOLS HDXで取りこんだ音にできますかって話なんです
録り音が良ければぶっちゃけEQとかプラグインなんでもいいレベル
それよりもきちんとフェーダーバランスを徹底的に学んだ方が絶対良いミックスできます
それでもプラグインは必要になる場面があるから使うわけです
では書いていきます
音源ソフトはさっさと買いなさい
マジでこれですw
音源はスグに買えるなら買いましょう
なぜなら、ここで音が決まるから
DAW付属の音源はさすがに薄いんですよね
音リアルじゃないし
EQとかはまぁ使えるものあるんですけどね
DAW付属の音源に高級プラグイン使うよか、単体のソフト音源にDAW付属EQ使う方がよっぽど音良いです
音源はケチらない方が個人的には幸せが待っていると思いますw
チープな音源と、メッチャリアルな奴の2種類あると色々使えますね
なぜ2種類欲しいかというと、宅録環境とレコスタクオリティの質感を合わせやすくするため
例えば安いオーディオインターフェース直でギター、ベース録音して、単体のドラムソフト音源を合わせるとドラムソフト音源の方が音が良いので、ソフト音源は浮きやすくなる(要は混ざりにくい)
EQで合わせようとすると、ガッツリ削ったりする必要が出てきたりするので、ソフトの質感を殺してしまうんです
これもミックスの悲しい所なのですが、元が悪い音を良い音にはできないので、良い音も悪い方に合わせないと一体感が出にくいんです
これが原因でプラグインが悪いと勘違いが起きます
この場合で直すところは、プラグインではなくインターフェースだったり、マイクプリだったりの部分です
プラグインに10万使うなら、マイクプリに10万使った方が絶対音のクオリティは上がります
ギターとかベース使わないならいりませんw
あ、でもボーカルのために必要かも
インストならいりまry
EQ、コンプ類は時間短縮したいと思ったときに買う
このメーカーのプラグインなら音よくできると思ってもそれは間違いです
ぶっちゃけ好みの問題が大きい
自分とって使いやすいものであればなんでもいい
アナログモデリングのものの方が音よくなるイメージがありますが、ぶっちゃけこれ倍音を足しているだけなので、EQ、倍音調整プラグインあれば似たような音にはなります
歪みを薄く足すってことです
WAVESで言えば、RBASSとかVITAMINとか
この音が欲しいのであればの話だけどね
アナログモデリングが良いと言っても、実際本物の実機で録った音にはなりません
EQと倍音調整するってなると最低でも2つプラグイン使うわけですが、アナログモデリングならこれ1つで同時に行われるので楽=作業スピードが上がるってことです
こういうのを理解していれば必要か必要じゃないかの判断ができるはずです
まずはデモを試しましょう
音どうのこうのより使い勝手がいいかで選ぶのが1番無駄使いしないコツ
コンプはタイプが違うコンプを持っておいた方が楽です
ぶっちゃけWAVESのRCOMP1つ使って、何段にもかけてそれなりに追い込めますが、時間がかかるから他使うってノリですw
RCOMPは電子式とオプトの切り替えが出来るのでもうこれで2種類
あとはSSLのバスコンプなりGでもいいのでVCAタイプ1つ
あとは1176系のFETタイプ1つ
これは僕の好みなのでメーカーとか別になんでもいいですw
タイプを変えるのがミソ
これらを合う楽器に使うだけです
大事なのはコンプを理解すること
RCOMPひとつでそれなりに追い込めるのはコンプがしっかり使えるからです
ただ、プラグインが増えて音質劣化が起こるのが嫌だからできるだけ一つで処理を済ませたいのです
ぶっちゃけSSLのチャンネルストリップあればこれ一つで処理が終わることもある
余計なことしない
もっと良くなるんじゃないかと欲をかいて無駄にEQかけ始めるともう失敗する未来が見えてきますw
何がしたいかを明確にする訓練をすれば、自分が買うべきプラグインがわかる
ここはふわっとした理由ではだめです
音良くしたいから、みんな良いって言ってる、持っていないのはモグリ
スゴイどうでもいいですw
僕がプラグイン買う理由は作業スピードを上げるためと、録り音を崩さないものが必要だからです
まぁ全然WAVESでいいんですが、ファブフィルターのPRO-Q3は使いやすさ、見やすさ、音質が崩れない優等生なので大好きですw
ここはそれぞれ買う理由が違うと思いますが、自分の中でどうしても譲れない部分はなんなのか?をしっかり決めましょう
EQとかコンプを変えたからといって劇的に変わるかと言ったらそこまで変わりません
変わったというのなら、自分が出来ていない部分をプラグインが代わりにやってくれたってことです
これがプラグイン沼にハマるきっかけで、1番危ない状態なのは気づいた方がいいw
色々経験して作業がシンプルに変わってきたらこの記事の意味がわかる…はずw
僕今ホントにプラグインそこまで使ってないです
変わったのは、サンプリングレートは48khzか96khzかは素材によるのでまちまちですが、ビットは32bitか64bitで作業してます
ダイナミックレンジ広いとここまで変わるのかって思いますw
変わるっていうかボリューム調整がやりやすい
小さい音でも劣化が無いから下げても問題が無いというか
素材に影響が出ない
素材聞いて、この音ならどこまでが限界かの音がわかるようになったのであればそれなりに追い込める
素材がショボくてカットしてもブーストしても無駄だなって思ったら、アナログモデリング系中心でゴリゴリEQコンプ作業しますし、録り音が良ければ変にアナログ感付けると余計に飽和するのでデジタル系で作業します(イレギュラーなこと多数w)
インサートトラックは平均3つくらいで大体済みます
少し倍音が欲しい場合は、センドで送ってコンプ深くかけて原音に薄っすら混ぜるみたいなことはよくやってます
このコンプは倍音目的なので、ほんとに薄っすらです
ちょっと滲んだかなぐらい
この部分は経験の部分なので試してみて下さい
おわりに
あれがあれば、とか別に考える必要はないのが多少わかったでしょうか?w
プラグインにこだわるより、最初の音にこだわった方が絶対いいんですが、ミックスのみってなるとそういうわけにはいかないので辛いですよね?
素材が悪いならだれがやってもどっこいどっこいな音にしかなりません
ノイズ処理とか、下処理をどれだけ細かくやるかで聞こえ方が変わるのでそこに時間割いた方が音良くなったりします
何が必要かをしっかり聞き分けましょう
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