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こんにちは。REC.MIXエンジニアのにっしーです。にっしー@REC.MIXエンジニア
ピッチ修正ソフトって、メロダインかオートチューンかで迷うと思うんですが、どっちでもいいみたいな感じになりがちです
実際どっちでもいいんですが、結局は自分に合ってないものを選びたくないから迷っているんではないでしょうか?
結論から言えば、とっつきやすいのはメロダイン、精密な修正がしたいならオートチューンです
僕の感覚ですが、今やメロダインの方がユーザーは多い気がします
今やそこまで音質が醜く変わるものは、ないんじゃないでしょうか?
ほんの少しだけ、違いがある。ぐらいなレベルだと思います
ちなみに僕はオートチューンとCUBASEのバリオーディオの2刀流です
では書いていきます
メロダインは見た目的にもわかりやすい
メロダインもオートチューンも最初は曲を流して読み込ませる部分は同じです
メロダインは基本的にはブロックの塊で修正していくソフトです
そのブロックの塊をピアノロール上のピッチに合わせていく流れです
GUIも大きいので見やすく、割と直感的に触れるソフトだと思います
メロダインはグレードがいくつかあり、出来ることも変わってきます
最上級のものは、和音も検知してMIDIをはじき出せるというとんでもない機能を持っています
1つのトラック内で重なっているコーラス(ハモリ)なんかもそれぞれで検知するので、ハモリの修正は圧倒的に楽
このことを利用して、和音で弾くことが多いアコギのピッチ修正とかも出来る
力んで1弦だけピッチ上がりすぎた時とかね
これを修正するかは好みですけどねw
メロダインは精度がかなり上がっている
オートチューンと比べたらの話です
あとで詳しく書きますが、オートチューンはブロックの編集もできますが、ライン(線)で修正できるので痒いところにも手が届く感じ
メロダインは基本ブロック修正で、細かくやるとなると、このブロックを細切れにして緻密に修正していきます
ただ細切れにしすぎると、子音の発声に違和感が出やすい
ただ今のバージョンのメロダイン5は、揺れの検知精度が上がっているので、ここまで細切れにして作業することはほとんどないんではないかなと思います
揺れを残しつつ、手軽に自然に仕上げるならメロダインは強い
メロダインを不満なく使いたいならエディターがおすすめ
なぜかエディターから色んな機能が付きまくるw
痒いところに手が届くw
単品のボーカル処理しかしないけど、しっかりやりたいよって人はエディター
合唱とか、コーラスとか大人数の処理を時短したいよって人はスタジオ
正直、これより下のグレードはうーん…って感じですねw
グレードが高いとちょっとお値段がいきますが、間違いなく損はしません
オートチューンは細かい作業に向いている
次にオートチューンですが、これのメインの使い方は、ライン(線)で修正していくという所
ボーカルを読み込ませると、発声のラインが表示されるので、そのラインを正しいピッチに合わせていく感じです
ブロックみたいな区切りがないので、修正の自由度が高い
極めるとマジで修正感のない修正ができます
ただやはり、ここまでやるのにはそれなりに経験が必要です
だからとっつきにくいと書きましたw
そこまでお手軽感はないかな
ただ、オートチューンもブロック編集はできるので、慣れれば心強いツールです
僕は、まずブロック編集で全体をあらかじめ軽くリチューンしてから、細かくラインで編集する流れが多いですね
このリチューンを0にするといわゆるケロケロボイスが出来上がりますw
ちょっと全体的に操作性にクセがあるんですが(個人的にw)慣れるまでは練習ですw
スタジオ標準はオートチューン(だった)
単純にこれに慣れている人が多いからw
ですが、フツーにメロダインをメインで使ってるエンジニアも今や多いです
ミックス師と言われる人は6割メロダインじゃないでしょうか?僕のイメージですが
ピッチ修正ソフトと言ったらオートチューン的な時代は終わりました
大事なのは、結局どういうものにしたかで選ぶことです
ただ、細かさで言えばオートチューンの方が自分の思い通りな音にしやすいのが僕の印象です
だから僕はオートチューン使っていますね
簡易的ならバリオーディオも使います
てかバリオーディオでも全然いける
納期が比較的長いのであれば、オートチューンで徹底的にやりますw
ボーカル修正はどうしても時間がかかるのです…
オートチューンはPRO一択
要は最上級のもの
これじゃないと、さっき書いたライン(線)で修正ができないので
このモードをグラフモードっていうんですがこれがPROじゃないと無いのです
これが出来なきゃオートチューンじゃなくてメロダインの方が使いがっては良いと思う
この編集がオートチューンの強みであり、いまだに使う人がいる理由ではないでしょうか?
ブロック編集はやりやすいですが、とことんってなるとやっぱ不便
元から上手い人なんかはぶっちゃけ、ピッチ修正ソフトなんかどれでもいいのです
ただ、昨今の音源はピッチ修正が当たり前なので、できるだけ修正感は出したくない
この修正感ってのは、ピッチ修正したことによるケロリ気味になった音じゃなくて、ボーカルの個性が死んだ修正感のことなので間違えないようにw
真っすぐ音合わすのは誰でもできますが、個性を殺さず修正するのは技術と覚えて帰ってくださいw
番外編 WAVES TUNE
1番お手軽なのはこれw
GOLDバンドル買うとLT版がついてきますが、LT版じゃないもの使いましょう
WAVES公式で今や3000円ぐらいで買えるんじゃないでしょうか?
ソフト自体にピッチ修正がないものは、とりあえず持っているといざって時に使えるw
意外と音悪くないのが強み
操作性はこれも慣れですねw
値段と音質で言えばぶっちぎりでお手軽ですw
おわりに
ピッチ修正ソフトは出来るだけケチらないこと
オートチューンでもメロダインでもどっちでもいいんですが、グレードを下げて使ったらダメだなって僕は思います
ボーカルは絶対に聞かれるパートなので手を抜いちゃダメ
まずボーカルを聞かれてから、こだわったギターフレーズや、ミックスなんかが聞いてもらえるので、まずはボーカルを聞かれるようにしていきましょう
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