ボーカル、ギターのダブラーについて

【本ページはプロモーションが含まれています】

 

こんにちは。REC.MIXエンジニアのにっしーです。にっしー@REC.MIXエンジニア

ダブラーってありますよね?

同じものを録って、厚みを足すんだ的なヤツ

言葉にすると簡単なように聞こえますが、実はこれ非常に難しい

プラグインで出来なくはないのですが、ぶっちゃけ自力で入れたものの方が存在感はいいですね

結論言えば、時間があるのであれば自力で録った方がいい、MIXの段階でプラグインしか方法が無いのであれば、そこは妥協せざるを得ない、自力で頑張った方がいいよってことになりますw

どう録ればいいのかを書いていきます

タイミングを徹底的に合わせる

まずはこれです

これが出来ない人がまあまあいます

このタイミングを合わせるのはもうただただ練習ですw

ギターでもボーカルでもそうですが、ニュアンスも徹底的に合わせる

これができていないと、重ねた時に浮いてきます

同じフレーズを弾くんではなくて、同じニュアンスで弾いて合わせるのがダブラー作る上でのコツです

ギターのストローク、ブラッシング、リリースの合わせ方

ボーカルのブレス、しゃくり、フォール、これもリリース

基本はこれらですが、これらを精度高く合わせる人は、演奏上手いと思ってもいいと思いますw

マジでできる人少ないです

なんでそう思うか?

だいたいエディット作業しないとダメな場合がめちゃめちゃ多いからですw

ダブラーを狙って何個かトラックがあったりしますが、上記のことができていないので手作業で直さないと素材として使えません

特にリリースのタイミングがバラバラなのが1番多いですね(僕の場合)

音が良い素材は手作業で頑張りますが、他はプラグインに頼ることがほとんどですね

L、R、Cの3本は最低欲しい

左、右、真ん中

ギターに至っては左右に2本、ボーカル至っては、ハモリの場合左右に2本、メインに重ねるよう1本

これらがあるだけで結構音像の自由度が高まります

もっと増やしてもいいのですが、演奏者のプレッシャーは半端ないものになりますw

どこでどう使うかは、曲に合わせるというかアレンジに近いですね

逆にダブル抜いて、存在感を少なくして、また戻すみたいなこともできますので、そこは自由にやっていきましょう

ボーカルは非常にトラック数が増えることになりますw

たった一言だけダブらせるみたいなことになってくると、それはそれは膨大な量になりますw

普段聞いてる曲よーく聞いてみると、細かーくダブル入っていたりします

ダブラー作るのめんどくさい?めっちゃわかるけどやるしかない

ここは忍耐でしかありませんw

特に最初の録りの段階で何とかした方が絶対いいです

プラグインはどうしようもない時にだけ使うって感じで曲作っていけば、きっと演奏は上手くなります

いつなん時も同じニュアンスで演奏できると、クオリティに乱れが起きにくくなりますので良いことづくめです

プラグインしかないんじゃって時は、プラグイン使おう

波形をコピーして、ちょっとずらしてみたいな事を少なからずやったことある人は多いと思いますw

この方法、どうしても拭い切れない違和感が出るので、これならプラグインの方がまだマシだなって僕は思います

ダブラー作るプラグインは各々好みでいいと思います

精度気にするならsonnoxのヤツとか、iZotopeのヤツがおすすめです

WAVESでも全然OKだと思います

iZotopeのダブラーは公式で無料配布しています(この記事書いてる現在なので、もしなかったらご了承くださいw)

おわりに

やることは簡単なんですが、実際作ろうとするのが難しいのがダブラーです

しかもトラック増えた分だけ、処理の手間も増えるわけです

どうしても楽をしたくなる作業なのですが、ここはしっかりやることをおすすめします

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です