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アンビエンスの処理はちょっと特殊です
そもそも楽器自体を録っているものではないので使い方は色々あります
簡単に言えばリバーブの加工をするイメージですね
1例の処理を書きます
コンプでガッツリ潰す
このガッツリって表現なんですがホントにガッツリですw
違和感なければ全てマックスに潰してもいいかも
まあ慣れてないとこの潰れまくった音に違和感を覚えますけどw
楽器に対しての処理とはまるで違いますがこれで大丈夫ですw
使うコンプは最初はかかり方が割かし速めなモノの方が潰れてるのがわかりやすいのでまずはこれで試してみます
僕はUAの1176をレシオ全部押しでまずやってみてます
かなりゴワゴワな音になります
もう1つはWAVESのRCompを同じようにかけてガッツリ潰します
音がかなり遠く聞こえてアンビ!って感じになります
曲調に合わせて何が合いそうか色々試していきます
押し出し感が欲しいときは1176、空間をナチュラルに響かせるならRCompって感じです
この時点でもうぐちゃぐちゃな音になりますが大丈夫w
倍音調整
ここでさらにいじっていきます
倍音そのものを調整するプラグインあればそれでOKです
持ってない場合、DAW付属のプラグインでもいいので歪みを加えます
注意なのは歪ませ過ぎないこと
やりすぎるとただの歪んだ音が混ざってるだけの音になります
ちょっと歪んでるかな?ぐらいがいい感じになることが多いです
これやるともうわしゃわしゃですw
EQ処理
このEQ処理は微調整って感じですね
少し膨らみ過ぎた低音をカットしたり、もう少し抜けてほしい成分をブーストしたり、張った高音カットしたりリバーブの処理と同じようなことします
アナログEQを使ってさらに倍音を足していくのもいいですね
実際に楽器と合わせてみる
こんなエグく処理したものがホントに使えるのか試すところですw
ドラムで試すとわかりやすいかと思います
ボリュームバランスはドラム10ならアンビは3~4ぐらいで混ぜてみてください
するとどうでしょう?奥行きがでて、スネアの存在感が増え、キットがさらに良く響く聞こえ方じゃありませんか?
あんなにエグく処理をしたのにとてもナチュラルに仕上がります
ドラムの後ろでうっすらとアンビの音が入るだけでかなり変わります
これぞアンビエンスマジック!
音数が少なかったりする場合は効果絶大です
アンビエンスのコツは
エグく作ってうっすら混ぜる
これがキモです
慣れれば簡単
そんなにやることがないのでバランスさえ間違わなければそんなに難しい処理ではありません
使うプラグインだったりで好みがでますね
1つ注意なのが、もともとアンビが無くてもよく響いて録れているものにアンビを足すとかなり音像がぼやけるので注意です
なのでアンビエンスマイクって無くてもそこまで痛手にはなりません
あればあるで使い道はあるんですが、結局曲に合うか合わないかなので判断できる耳が大事です
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