ミックスのEQローカットは必要か?

こんにちは。REC.MIXエンジニアのにっしーです。にっしー@REC.MIXエンジニア

 

するかは曲による。終

 

これだと味気ないので僕個人的な意見を書きますw

最近の洋楽だとローカットはあまりしていない印象

低音が大事なヒップホップやEDMなんかはズンバキに出ています

ですが、意外とポップスでもズンバキに出ている

しかもクリアな音なんですよね

 

個人的には低音は出せるなら出した方がいい

でもなぜかミックスの話になるとローカット入れましょうみたいな話が多い

この辺りを掘り下げようと思います

クリアに聞こえさせるためにローカットする?

ミックスする時なんかは、余計な低音はメーターをガンガンに振らせるのでピークにすぐ達しやすくなります

だからローが必要ない楽器なんかはローカットが有効です

ギターなんかはローカットをよくしますが、素材がいいものに関してはローカットはしない方が良いんではないかと思う

EQって無駄にかけすぎるとデジタルであろうと少なからず音を悪くします

 

濁る原因は低域の解像度が低いからではないでしょうか?

マイク録りなんかだと部屋鳴りが入って低音はとっちらかってしまうので、ローカットするべきです

これがリアルな音なんですがクリアではない

低域がキレイに録れないんですよね

ギターそのものは20hz~40hzなんて出ないのですが、低域の解像度が高いと他の楽器の邪魔しないんです

これ何でかは知りませんw

マスキングが起きないというか、印象が変わらないというか

ぶっちゃけ1番邪魔な帯域って100hz~400hz辺りです

この帯域整理が1番音を濁らせる原因です

ですが1番大事な帯域もこの辺りという矛盾が起こるw

洋楽はこの帯域整理が秀逸

だからあんなにロー出しても濁らせることないのではないかと思います

音源の質が爆上がりした

これがローカットしない理由の1つかも

シンセやベース、ドラムの音はもうだれでも質がいいものを使えるようになりました(打ち込み方は差が激しいけどw)

ローの質は音源の方がぶっちゃけ高いです

生音はマイクや演奏者に依存しますが、音源は常に同じ音鳴らしてくれます

マイクで使える音が拾えるのはせいぜい40hz辺り

その下は濁った音色であることが多い

その下に音源重ねれば低域の解像度が保たれる

僕もよくやりますが、ドラムのキックなんかはサンプル重ねることがほとんどです

差し替えるのではなく、原音に合わせて強化するイメージです

こうするとニュアンスが残りつつ、キックの音が強くなる

もっといえば、パラレルでどっちかをコンプでゴリゴリにつぶして混ぜる

EQいらずにアタックが抜けてきます

 

それでも邪魔なのはやっぱり100hz~400hz辺り

ベースなんかもサブベースを重ねて安定した低域を作ったりします

さらにサイドチェインで住み分ければ、無駄なローカットがいらない

EDMじゃなくてもこの手法は全然使えます

さらにさらにダイナミックEQも使えば、必要な時だけカットされるので、全体的にスカスカになりにくい

これを細かくやると、ローカットがいらなくなって洋楽に近い音になります

僕も完璧にはまだできませんがそれっぽい感じにはなるのでよくやりますがw

 

余談ですが、差し替えみたいなものだから全部音源に任せようとすると、打ち込みが桁外れにむずくなりますw

生音の質も上げてやれば、個性が死なずにパワーアップするので、録りもしっかりやることをおすすめします

生音を使うならですがw

なんでもかんでもローを出すのがいいわけではない

必要が無いのなら余計なことはしない方が良いです

あくまで音楽なので、正解はありません

ただ、最近はローカット、いわゆるハイパスフィルターは海外ではあまり使われていないっぽいです

必要最低限のカットであの音を作っているらしい

これはトップエンジニアの話らしいですがw

モニタリングの環境がいいからあんなにスムーズな音作れるんだろうか?

 

お国柄の話も絡んできますが、海外はとにかくローを聞かすものが多いですね

 

再生環境は変わってきている

テレビやらラジオやらPC、スマホ

これらに共通するのはスピーカーが小さいこと

低域が再生されない

日本の環境の問題で大きな音が出せない

そりゃあ海外に比べれば低音は出せないって話だよねw

多分一般リスナーからすれば、海外は低域ズンズンなんてわからない可能性があるw

イヤホンで聞いてやっとわかるみたいな

でも海外はそんなもので音流してもちゃんと音は整理されてるんです

僕はそうですが、無駄な低域はローカットと刷り込まれてミックスしてきたので、感覚がまだ全然つかめないのが悩み

もうこれは過去のやり方だなって思ったので、新たに模索しています

1番最初に書きましたが、低域は出せるなら出した方が良いと思ったので、自分のミックスのやり方も少しずつですが変わってきてる感があるので、またミックス楽しいと思ってきましたw

おわりに

柔軟な発想と、受け入れる素直な心はミックスにおいては大事だなと思います

もちろん基礎があってのことですが

最近はローカットしないんだー♪じゃーしなーい♪的なノリでやると大失敗しますw(僕は練習でやりましたw)

結局なぜやらなくていいのかってこと考えていかないと、仕上がりが残念になりますw

ミックスって難しい

 
Twitterのフォローもお願いします!
 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です