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ミックスってEQとかコンプの使い方とかにフォーカスしがちですが、具体的にどうすれば上達するのかってわかりにくいですよね
僕も最初は何が何だかわかりませんでしたw
結果から言えばもう練習あるのみでした
その練習をどんな感じでやっていたかを書いていきます
まずはミックス素材を貰う
曲がないとミックスは出来ないのでまずはパラデータの素材を何とかして手に入れましょう
勿論自分で曲を作って素材にしてもいい
僕も最初は自分で曲を作ってそれをミックスの練習に使ってました(今聞くとなんでこんな処理してるのかわからんもの多数w)
曲なんか作れない人は本の教材から素材を貰いましょう
僕もこれで結構練習しました
ただドラムは打ち込みなのでドラムの生音処理の練習はできないです
ですがミックスの基本はしっかり載っているので1回はキチンと内容に沿って練習することをおすすめします
ミックスのパターンをとりあえず5個くらい作る
このパターンとしては、人それぞれですがドラム強め、ベース強め、リバーブ無しなど、最終的の出来上がりをあらかじめ決めておいて仕上げる方法です
これをやっていくと自分の好みやクセが見えてきます
ドラム強めに仕上げたはずが、ベースも強かったり、ボーカルが引っ込んだり色々出てきます
このパターン作りをやっていると、本チャンミックスする時に邪魔な帯域や曲のイメージに沿った音作りが身についてくる感覚を養っていけます
ただ注意なのが練習とは言え中途半端に終わらせないで絶対にやり切る事
やり切るクセをつけないとどこかで妥協をしてしまいます
妥協=手抜きではないですが中途半端にして終わらせないことがミックスの練習は大事になってきます
ちなみに僕はさっきの教材の曲50個ぐらいのパターンを色々作ってました
同じ曲でもミックスが変われば印象がまるで違うので色々手法みたいなのを自分で身に付けられました
スピーカーのみ、ヘッドホンのみでミックスする
これは機材によって音が変わって聞こえるのを実感するためにやってました
基本的にはスピーカーでミックスをするのですが、ヘッドホンのみでやってみると出来上がりがかなり変わります
初めてMDRCD900STのみでやったミックスはクソそのものでしたw
低音がありえないくらい強くて音かなり潰れてましたね
ヘッドホンの中だけの聞こえ方だと低音弱く聞こえるため、低音上げてバランスをとっていった結果、他で聞いてみると低音が強くなりすぎていきました
このヘッドホンやっぱり低音スカスカなんだと気づけるきっかけにもなりました
慣れてくるとどれぐらいのバランスで仕上げればいいかがわかるようになります
色んな環境で音を聞く
これもまた音の違いをわかるようにするためです
再生機器を色々変えるのがいいです
イヤホン、ヘッドホン、オーディオ、カーステレオ、スマホのスピーカー、etc…
キチンとした音源はどんな再生機器でもバランスがそんなに崩れないで聞こえてきます
スマホだと低音はほとんど聞こえませんがその他はバランス良かったりします
こういうミックスをするのホントに難しいです
恐らくは普通のリスナーにとってはこれが当たり前だと思っているのでハードルがすごい高いです
自分のミックスした音源を色んな環境で聞くのはかなり大事です
この環境だとハイがきついけど、この環境だとちょうどいいみたいな発見を色々見つけることができます
どっちもちょうどよくするためにはじゃあどうすればいいか?と考えることができるので上達のきっかけになります
この細かい違いをしっかり聞き取れないとずっと同じことで悩み続けるハメになります
これを繰り返していくとEQとかコンプの数字は目安でしかないとわかってきます。数字に惑わされず、自分の耳で判断ができます
本や動画などを参考にする
今はYoutubeなどにも色々動画が上がっていて実際に音を聞きながら勉強することができるとてもいい時代です
ですが、この記事含め鵜呑みにはしないこと
あくまで参考程度に留めておきましょう
それを踏まえて自分ならこういう処理をするみたいなことを考えてやっていかないと上達しないし、意味がありません
自分で模索していくのが何より重要です
楽器でもそうですが教えてもらったり、調べたところで自分で色々試行錯誤してやっていかないとうまくなりません
こればかりは一人孤独にやるしかありません寂しい
時間をかけるのが嫌なら時間をかけないで仕上げられる技術を身に付ける他近道はないです
色々動画や本を漁っていると必ず内容が被ってきます
そうなると本だと少しお金がかかってきますが、僕は本がおすすめですね
たまに知らなかったワザや新たな知識が身につくことが多いです
1つ2つぐらいしか新たな情報ないのに1000円も2000円も払うのもったいないですが、技術が1つ買えるなら安いもんです
ミックスの良い所でもあり、悪い所でもありますが、同じ処理をしても同じ音にはならないのでどんどん他の人の技術をパクって参考にしていきましょう
僕が参考にした本だとさっき書いたこれとか
これとか
これなんかですね
色々参考にさせていただきました
後はとにかく何回もやる
これに尽きますw
ずっと同じことの繰り返しなので出来ない人は出来ないでしょうw
そんな時間ない!って思いますが、僕は時間無い日は30分でEQとボリューム調整は終わらせる!みたいな練習もしてました(コンプ入るとキツイw)
こんな地味なことをコツコツと積み上げていくのがミックスです
嫌でも周波数だったり、ボリュームバランスが聞き取れるようになりますw
ミックスの最終的な目的は、
ミックスが気にならないミックスです
純粋に曲に入り込める音を作るのがいいミックスだと僕は思うんです
ミックスでできることは曲全体の3割ぐらい
残りの7割は演奏、作曲、編曲が占めます
これをさらに持ち上げるためにエンジニアがいるのです
DTMとかで全て自分で完成させるのも全然悪くないですが1回外注出して仕上げてもらった音源を聞いてみると新たな発見あったりするのでやってみてはどうでしょう?
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