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スネアはリズムを担うのにとても重要です
基本的には2拍、4拍でパンと叩いています
スネアは叩き方で出る周波数が結構変わるので書いていきます
全体の周波数
大体80Hz~14KHzです
なぜこんなに広いのか?
オープンリムショットがあるからです
これは面とリム(金属のフチ)を同時に叩く奏法でかなりの音量が出ます
プロ、アマ問わずよく耳にします
この金属音がカーンと言った高い音を作るのでレンジが広くなります
面だけだと6KHzぐらいかな。スネアのシェルに左右するけど
おいしい周波数
100Hz~200Hzに胴鳴りがあり、スネアの音のキャラクターを決定する大事な部分
500Hz~1500Hzは倍音の部分で強調すると音が前に出てきますが、少しモコモコした音です。個人的には好きな音色になるので、多少強調する弄り方が好み。
2KHz~4KHzはスナッピー(スネアワイヤー)のジャラジャラした音。RECの時にこれを狙ってトップマイクと混ぜて使うのが定番
6KHz~10KHzに皮鳴りとリムの金属音。皮物の鳴りは大体この辺りにいます。タム系もそう
スネアの重要性
キックと並んで1位2位を争うぐらい重要です
自分がベーシストなのもありますが、スネアがしっかりするとリズムに乗りやすくなり、気持ちよく演奏できます
リズムが強く反映されるので、スネアのリズムが悪いとマジで下手に聞こえます
スネア単体でいい音が出ようが、リズム悪いと周りの楽器に埋もれます。それでもっとでかい音を出そうとして力いっぱいシバキ倒す叩き方になり、余計な力が入るためキレのない音になります
タン!パシッ!とした音でなく、ボフッ、パスン、といった感じ
マイクで録ると良くわかりますが、やたら低音強くて皮鳴りが死んだような音になります
スネアが本来持っている鳴りが鳴らしきれてない印象です
実はリズムきちんと合わせた方が抜けは良くなります
後はピッチですね
意外と意識してないドラマーは多いです
曲のキーに合わすか、完全に外すか、これが中途半端なチューニングだと浮いてしまうので鳴りに影響が出ます
音階が無い(厳密にはある)と言っても周りに与える影響デカいので、しっかりチューニングするのがまずキレのある音を出す第一歩です
さらに言えばスネアのキレが悪いとRECの時にハイハットに音が殺されます。スネアの音量を上げようとしても、ハイハットのかぶりがありすぎて使えない音になってしまうので、全体のバランスを考えて演奏するのが上手な人になります
上手い人はマイク1本でドラム録るならどこにマイキングしてもいい音で録れます。
まとめ
周波数は100Hz~14KHz
リズムが特に大事
力任せに叩かず、キレの良さを意識
ピッチの合わせかたを考える
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