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REC、MIXをする上で一番重要と言っても過言ではないキック
キック自体の鳴りやビーターの素材などで多少の誤差はあるけど傾向は同じです
これは生音の話
打ち込み音源はすでに音が作られているモノが多いので参考程度に
キックが出せる周波数の範囲
キックは主に低音域を担当する楽器です
だいたい40Hz~8KHzぐらいまでは出ます
実際にはもっと広く出ていますがノイズだったり、必要ない部分だったりするのでこれくらいで考えた方が無難
40Hz~100Hzは低音のズンズンと体で感じる部分
100Hz~1500Hzは胴鳴り、キックそのものの音。共鳴して出ている音
2Khz~6KHzはビーターのアタック音。バチバチした音。強調したりしなかったりでキックの音色がだいぶ変わる
中音域はキックの鳴りの部分ですがMIXのときはカットしてしまうことが多いです
理由としては低域は聞こえにくく、音量を上げるのにエネルギーを非常に使います
そのため他の中域のおいしい周波数にぶつかって音を濁らせてしまいます
曲のジャンルによりけりですが基本はドンシャリ気味に音を作っていきます
逆に中域中心で音作ったりするのも全然アリ(ジャズっぽくなる)
音の傾向
キックに至ってはどんな弄ろうがそれほど違和感を感じません
すげー不思議
メタルみたいなベチッっとした音はビーターのアタックを強調した音です
生音のキックはマイクで録ると意外とショボいので加工していくわけです
ポップスだと90Hzと2KHz辺りをいじってそこまで主張させすぎないように
メタル、ハードコア、メロコアだと50Hzと4KHZ,6KHzをいじってバチバチ
ジャズだと400Hzいじってモフッとした音(何もしないこともある)
キックの重要性
最初に書きましたが何がそんなに重要なのか?
曲全体の締まりと、雰囲気を決定付けるのに重要なのです
キックがショボいとマジで曲がショボくなります
想像してみてください。他の楽器はピシッとした感じなのに、ぱす、ぽすと鳴っているキック
迫力が削ぎ落とされ、ズンズン来る低音もないのでかなり残念な感じになる
キックを制するものはMIXを制するなんて言葉があるかどうかはわかりませんがそれくらい重要です。マジで
逆に他の楽器がショボくてもキックがまともだと意外にかっこよく聞こえたりします
縁の下の力持ちですね
まとめ
40Hz~8KHzは出る
曲全体の雰囲気、締まりを作る
キック制するものはMIXを制する
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