リバーブとディレイのミックス。使い方より考え方

リバーブやディレイなどの空間系はただ使うだけだと音が遠く聞こえてしまいます

それをEQやコンプで整えるわけですが使う前にそもそも空間の音必要か?と考えなくてはいけません

なんとなく雰囲気で使っている場合考えを改めましょう

そもそもリバーブとは?ディレイとは?

リバーブは残響、ディレイは反響のことです

わかりやすく言えばリバーブは風呂場、ディレイはやまびこですw

漢字で書く通り、残って響く音、反射して響く音です

どう使うかを考えてみる

リバーブって音が残るので隙間を埋めるのに非常に有効です

特に音数少ないものだとしっかり聞こえやすいので歌の場合、上手くなった様に聞こえてきます

逆に音がごちゃごちゃしている場合にリバーブをかけるとリバーブは埋もれてきます

それでもリバーブ感が欲しい場合、リバーブの隙間を作り、埋もれない様に処理する技術が必要です

リバーブのタイプが重要ですね

ホール、プレート、ルーム、など響き方が違うものを厳選していく必要があります

何でもかんでも響かせればいいってものではない

使うコツとしては、特にないのです

必要だから使うって感覚です

よく曲をなじませるために使う的な事ありますがぶっちゃけリバーブなくても曲になじませることは可能です

他で何回も言ってる気がしますが結局曲のイメージです

例えば「オーケストラなら会場の響き込みであの音だからホールタイプで少し深め、全体でまとめてかけてやった方がいいかな?その場の一体感出したいからリバーブのチャンネルにまとめて送ってかけてみようかな?」

こういうイメージをどんなジャンルでも働かせることが強いて言えばコツなのかもしれません

このイメージないとやみくもにリバーブをかけてしまうので曲が埋もれていきます

名機のリバーブのプラグイン使っても埋もれたら意味がないので色々考えて使うのがいいと思います

ディレイは反響を利用して色々使えます

ディレイはフィードバックの回数や、跳ね返るまでの時間、跳ね返りの強さ(ボリューム)などが設定できるものが多いです

左右に音が跳ね返るピンポンディレイってものもあります

よく使われる用途としてはダブリング効果を疑似的に作るのと、音を奥に飛ばして奥行きを作ったりすることですね

ダブリング効果は音を重ねて録った時の聞こえ方のことです

音に厚みが出るのでよくギターなんかに使われますね

2本の場合、LのギターのディレイはRに飛ばして、RのギターはLに飛ばしてギターの壁を作ったりできます

フィードバックの回数が多いとごちゃるのでそこは耳で判断してくださいw

音を奥に飛ばすというのは、少し遅れてうっすらと聞こえるようにすると後ろに音があるので空間がある様に聞こえます

マキシマイザーだったり、コンプだったりをかけすぎると、この奥行き無くなりますがw

リバーブは左右の空間で、ディレイは前後の空間ってイメージです

複合技でリバーブにディレイをスーパー薄くかけてもう少し音が奥にあって欲しいみたいなことを僕はよくやります

リバーブだけの設定ではちょっと難しい部分はこういう使い方もありですね

リバーブにオートメーションかけることもやりますが、リバーブを出せば出すほど音が奥に引っ込んでしまうのでやり過ぎは注意です

空間系はセンスが出る

他の処理みたいにEQでこういじればこうなるよ、みたいな型があんまりないんですよね

リバーブに対してのEQだったり、コンプだったりの処理はある程度セオリーがあるんですが、根本的な響きの作りかたは練習と経験ですね

空間系のミックスは文字通り空間を作るので楽器のみの音だけでなく、楽器が鳴った後の音を考えなくてはいけません

これを聞き取る耳も大事になってきます

必要ないなら無理に使う必要もない

ボーカルだからリバーブが必要!なんてことありません

むしろよく使えないのに無理にかけるとすぐに風呂場リバーブが完成しますw

リバーブかけているのにかかった感じに聞こえなくてどんどん強くしていくからでしょうw

これは使い方のイメージが固まっていないからこうなるんです

むしろなぜずっと同じ強さのをかけっぱなしで使ってるの?って突っ込みもありますがw

まずはある程度ミックスを固めてからの方がやりやすいです

ボーカルに至っては早めに処理してそれにぶつからない様に他を仕上げていく方法がおススメ

後からだとリバーブやディレイが入る隙間が作りにくいです

慣れれば問題ないですが

僕の実体験ですw

風呂場リバーブになったり、なんとなくでリバーブかけてみたり、何でもかんでも響かせていましたw

なんかそれっぽく手っ取り早くなるのでやってしまってましたねw

すげー音遠いぞこれみたいなミックスいっぱいしました(練習でです)

これで思ったのは空間系に頼り切ってはいけないということ

まずはボリュームバランスとパン振りで前の音、後ろの音を決めて行って、そこで必要だと思う部分に空間系の処理をするのが風呂場リバーブにならないやり方です

考え方1つでだいぶ処理のやり方が変わっていくので、その音がハマるととっても達成感がございますw

空間系の処理わからんって人はまずイメージを固めることをおススメします

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です