入力ゲインとアウトプットの重要性!レベル管理のやりかた!

DAWのみの制作だと忘れがちですが、とても重要なものです

DAWだと入力ゲインのメーターとかってないので、トラックのピークメーターばかりを見てしまいがちです

ピークメーターは0db付近なのに、どうも音が薄いって感じることないですか?

録った素材にもよるのですが、入力ゲインが全然入ってきてないため、こんなことが起きます

ミックスする時にこれに気付かないとずっと音薄いまんまです

それを無理矢理プラグインで何とかしようとするからなんか違うってことが起きます

どうすればいいかのやり方なんかを書いていきます

VUメーターの針の振れ方を見る

まず、確認をするのはここ

各トラックの針の振れ方を確認します

ピークメーターは0db付近、フェーダーの位置も0dbなのに、VUメーターは-20〜15dbぐらいしか振れてないみたいになってませんか?

VUメーターはできれば実機の方がいいのですが、ソフトでもまあまあいけます

あくまで確認作業です

ソフトなら何でも構いません

wavesでもいいし、無償のやつでもいい

VUメーターは人の聴覚に近い動き方をします

実際、音が薄いトラックって音が小さく感じるものです

マスタートラックにVUメーター差して、それぞれの確認をしていきます

レベル調整のやり方

まず第一に、そのトラックの波形を上げます

VUメーターが-6db~-3dbぐらい振れるように

この振れ方は楽器とかで少し変わります

平均値でこれぐらい振れるように

 

ここで問題が起きるのですが、ここまで波形上げるとクリップしてしまうことがあります

それで、トラックのフェーダーを下げると、VUメーターの値までも下がります

まだここでトラックのフェーダーは触ってはいけません

フェーダーの位置は0dbにしときましょう

 

ここでやりたいことは、トラックのフェーダーは0db固定で、VUは-6db~-3dbしっかり振れて、ピークメーターは-12db~-10dbにしたいのです

ここがポイントですね

波形を上げれば、ゲインは上がります

ピークメーターも一緒に上がります

でもフェーダーは触れない

ならどうするかと言えば、入力ゲインとアウトプットの調整ができるプラグインを使います

これは好みで構いません

1番楽なのは、SSL系のミキサープラグインやらチャンネルストリップ系

これ一つで管理が素早くできるからです

持っていなければ、DAW純正のトリム系プラグインでOKです

SSL系はVUメーター見ながら、入力ゲインのつまみをいじっていき、VUがいい感じに振れたら、アウトプットのノブでボリュームを下げます(この中のフェーダーは触らない)

こうするとVUメーターは振れるけど、ピークメーターのレベルは下がるはず

インプットを突っ込み過ぎると歪むこともあるのでよく聞きながらやります(アナログ機器はこの突っ込み方でキャラクターがよく出る)

これが適正なレベルになります

これをやらないとプラグインが正常に動いてくれないのです

だから無理矢理ブーストしてしまったり、他のプラグインのアウトプットレベル上げてしまったりしてしまいます

 

これ普段アナログ機器を触っている人は、この辺りきちんと見ています

入力の段階である程度レベルが無いと、他の機材も上手く動かないので

アナログだろうがデジタルだろうがここは同じ

これでもVUメーターが変な動きをする場合

録り方になんか問題があります

ミックスの段階だともうどうしようもないのですが、補正はできます

 

逆にVUメーターが振れすぎる場合は、波形を下げていけばOKです

あとは低音の量が多すぎる場合が多いので、EQで低音を少し削ってやればきちんとしたレベルになっていきます

ピークがきつい場合はコンプである程度慣らす

 

VUメーターが急激に上がったり下がったりしないような処理をしていきます

ミックスに入る前の下処理です

僕もよく下処理をしてからミックスしろと言ってますが、こういうことですw

リズム修正やノイズ処理の大事な下処理ですが、こういったレベルの管理も大事です

てかこれやらないとプラグインが言うこと聞かないですもんw

例えば1176なんかは、10時10分の設定が定番?でありますが、この状態でメーター振れてないならそのトラックなにかしらおかしいはず

コンプが反応するレベルになっていない可能性大です

 

あと、ここのEQやらコンプはあくまで下処理なのでミックスの時のEQやらコンプの使い方ではないのでごちゃ混ぜにしないようにw

全部のトラックでやりましょう

実際めんどくさいですが、やらなくてはいけない作業です

一番いいのは録りの段階でこれを済ましておくこと

安いインターフェース直差しだと、若干レベル足りないこともありますが、ある程度は大きめに録ることはしましょう

レベルが小さすぎたり、クリップはしないように

S/Nが無視できるので、できれば24ビット以上で録ることをおすすめします

ミックスをしていくと納得できる

すべてが適正なレベルのトラックのバランスをとっていくと、なるほどなと納得できるはず

たぶんベースはー6db辺りをVUメーターは差しているんではないでしょうか?

-6dbって全体音量の半分です

ベースは低音を主に担う楽器です

曲の半分って低音なのです

いいバランスだなって思うものはこういうものが多い

曲によって微妙な誤差はあれど、だいたいこのぐらいに収まっていますね

特定の楽器だけものすごいデカいみたいなのもありますが、周波数は変わらない

色々気づくきっかけにもなるので、レベル管理をおろそかにしていた人は今一度確認してみてはいかがでしょう?

おわりに

僕が素材をもらって確認することはこれですね

レベル管理できてないものはどうあがいても良くならない

ミックスって小さなことの積み重ねです

この小さなものの項目が非常に多いw

何か欠けると、もうなんか違うミックスに仕上がりますw

ミックスする前の作業の方が多いなんて非常に解せぬ

まあ結局ミックスしたいからやるんですけどね

2 件のコメント

  • マスターにVUをインサート

    インプットゲインとアウトプットのあるプラグインでインプットを上げてVUがいい感じに振れたらアウトプットを下げる

    これではマスターのVUがまた振れなくなってしまいませんか?
    初心者なので認識にまちがいがあるかもしれません。
    教えていただきたいです。

    • コメントありがとうございます!

      恐らくなのですが、録ったものがまだしっかりしていないのかもしれません
      記事だとそこまでEQに触れていないので試してみてほしいのですが、EQでその楽器のおいしい所の周波数を緩めのQでブーストしてみて下さい
      キックなら70hz~80hz、スネアなら200hz~300hzと700hz辺り(数字は目安です)
      楽器のおいしい所を持ち上げてやって、音をしっかりさせるとまた変わってくると思います
      あくまでも下処理のEQなので、帯域整理と音作りのEQとは分けてやってみて下さい!

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