リズムのヨレとズレの決定的な違い。なんとなくで聞いちゃダメ

こんにちは。REC.MIXエンジニアのにっしーです。にっしー@REC.MIXエンジニア

 

よく聞くことなんですが、

「ちょっとのズレは味になるから気にしない」

これ、どういう解釈で受け止めていますか?

 

僕の解釈だと、そもそもズレってただのミスです

何でそう思うかと言えば、味に全然聞こえないからw

こういうリズムのことを軽視している人は多い

全体で混ざっちゃえば気にならないと言えばそれまでなんですが、ズレは全体を実は濁しています

顕著なのがベース。地味な割に重要なポジションにある楽器です

ベースがズレまくると、ドラムのアタック感やら、ダイナミクス感を低音がマスキングするので、バンド全体のノリに非常に迷惑になります

だからベースがいいバンドは上手いと言われることが多いのです

ズレとヨレ、似ているようで中身は別物です

詳しく書いていきます

 

ズレはミス、ヨレは揺らぎ

ミュージシャンもよく言うので勘違いされやすいですが、ちょっとのズレでグルーブが生まれる的なやつはヨレのことです

このヨレってのは、ジャストからコンマ0.01秒早い遅いみたいな世界の事です

そのくらいの領域まで行ってる人ですw

これが心地よさを生んでいるっていうのを体感している

 

この心地よさって、リズムがドンピシャなイメージがある打ち込み音源では作れないのです

生演奏ならではのものです

MIDIを0.01秒ずらせばできるんじゃない?って思いますが、全然揺らぎが出ないんです

不思議なことに、これ人じゃないと作り出せないんですよね

 

1ついい例だと、ベースとギター録音したデータをもらって確認した時に、波形にマジでドンピシャな演奏をする人がいました

録ったそのままのエディットなんかしていないものです

むしろ恐怖すら覚えましたw

その演奏を聞くと、やっぱノリが全然違うんですよね

 

僕はこれでズレってただのミスなんだと思い始めて今にいたります

 

ダイナミクスがとか、音色とかグルーブ感というかノリを出すには、まず縦をきっちり揃えてからの話です

人間である以上、完璧なリズムなんてありえないのですが、それを完璧にしようと弾くときに出るのがグルーブ感とかノリに繋がるのです

リズムは練習しないと身に付かない

この地味な練習をきっちりしている人って、やっぱ安定感とか上手さを感じます

バンドの場合、全員がリズムの基礎を練習するだけで全然違うものになります

これはマジ

 

一人だけリズムよくても、アンサンブルに浮いちゃう

そうなるとなんか全体が下手に聞こえてくるからリズムって不思議ですw

 

ごくまれに、全員のリズムがぐちゃぐちゃでも奇跡的にかみ合うってのは確かにあります

でもこれはずっとは絶対続きません

たまにあるからおもしろいですw

マジでリズムを鍛えるのはおすすめします

僕は、弾けるフレーズの手数を増やすより、地味にきっちり弾ける方が良いと思っています

レコーディングあるあるですが、何回も間違える、弾けない、同じフレーズばっかりテイクを重ねていく

もうこうなると沼にハマります

このテイク重ねのせいで気力が無くなって、弾けてたフレーズにまで影響が出てくる

 

リズムがそのフレーズに引っ張られるんです

いわゆるグダグダになっていくw

 

リズムがしっかりしている人ってあまりこういうこと起こりません

手数を増やすにしても、リズムに合わせて練習をするので、曲のテンポ感が体に染みついているのです

 

絶対に言えますが、丁寧な練習をすると確実に早く上手くなります

デモ聞きながらテキトーに流し弾きすると、それがクセになってリズム感が全く備わりません

めんどくさがらず、クリックを聞きましょう

この地味な練習を重ねていくと、音の聞き方と聞こえ方が変わるのを実感できます

おわりに

タイトル回収ですが、ズレはミス、ヨレは揺らぎです

中々意識もしにくいし、こればかりは難しいんですがやるっきゃありません

地味なことをきっちりやるからこそ、音って生きてくるんです

派手になる所が意識しなくても、勝手に派手に聞こえるようになります

リズムだけはおろそかにしてはダメだと自分自身体験しましたw

 

時間はかかりますが、リズムがしっかりしている演奏してみませんか?

 

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