ミックスの難関?コンプレッサーの種類とかかり方の違い!

ミックスのコンプレッサーの役割と言えば…

・大きな音を圧縮してピークを防ぐ

・粒を揃える(ダイナミクスを整える)

・音圧を上げるための下ごしらえ

こんな感じではないかと思います

ですが、ホントにこれらをできていますか?

楽器によってきちんと使い分けしていますか?

なぜこの楽器にはこのコンプがよく使われるのかってことを書いていきます

1つ補足をしておくと、かけ録りに使うコンプはミックスでの用途とは役割が違います

かけ録りのコンプは、主に音作りの役割が大きいです

コンプの回路を通して、アナログ特有の音色の変化をつける

今の時代、24bitなり32bitなりで録れば、ピークギリギリで録る必要はない(入力ゲインは適切に!)ので、クリップさせないためではありません

では書いていきます

コンプレッサーの種類

よく何々はボーカルだのスネアだのみたいな説明はよくあると思います

これからそういうの書きますがw

これあんまり鵜呑みにしてはダメです

目的は望んだ音にすることなので、絶対に守る必要はありません

あくまで基本的なもの

でも知っておかなきゃいけない部分なので、ここで復習をしましょうw

音は好みなので、同じようなものであればなんでもいいです

・VCAタイプ

かなりはっきりかかる

アタックが速く、リリースも速い

飛び出るピークを抑えるのに向いてる

キック、スネアなどの打楽器系

機材としては、SSLのバスコンプ、SSLのGチャンネル、DBX系など

プラグインでもかかり方はそっくりです(音質は別ですが)

・FETタイプ

アタックがかなり速く、リリースはやや遅め

何でも対応できる万能型なコンプ

設定次第で個性が変わる

機材としてはユニバーサルオーディオ1176系

この手のコンプはプラグイン含め、色んなメーカーで腐るほど出ているのでお好みで大丈夫

・OPTO(光学式)タイプ

かなり緩くかかる

アタックもリリースも遅め

滑らかな音にするのに向いてる

ボーカル、ベース、クランチ気味のギターなど

機材としては、TUBU-TECHのCL1B系

これもプラグインで色々出ているのでお好みですw

個人的には、これはUAD2のやつが好みw

そこまでDSPも食わないので使いやすいです

・真空管系

ハイが少しなまるというか、余計な角が取れてキレイに上に伸びる

少しふっくらした暖かみのある音

アタック、リリースはやや遅め

ボーカル、金物、シンセ類に向いてる

機材としては、フェアチャイルド660、670系

これは資料として載せているだけなので、waves使う場合は、公式から買ってくださいw

いまや下手したら単品3000円くらいで買えますw

これもどこのやつ使おうがお好みで

・デジタル系

メーカーによってキャラがかなり違う

アナログモデリングのような倍音は出ない

元の音を極力崩したくないものに向いてる(多少デジタルのクセはあるが、アナログモデリングほどではない)

アタックやリリースは割と数字通りな反応をする

機材としては、wavesのRシリーズ、Cシリーズ、最近の定番はFabfilter系

Fabfilterはそこそこのお値段しますが、おすすめです

他にも色んなメーカーが独自のコンプ作っているので、とりあえずデモを試すのがいいです

これを鵜呑みにしてはいけない理由

基本コンプレッサーの作動の仕方はこんな感じです

ですが、使ってみるとこんな感じではないってこともあるのです

特に新しく買ったコンプなんかはまだ使い慣れていないので、この記事通りな使い方をすると思ってたのとちゃうやんけ!ってなる可能性が無きにしろあらずです

その確認の仕方は、よくあるマックスにコンプをかけてみるやつです

レシオ、アタック、リリース、スレッショルド、ゲイン全てマックス(最速)にしてコンプのクセをワザと出すやり方ですね

これよく紹介されているやり方なので、ミックス歴が長いと割とおろそかにしがちなんですが、これはやった方がいいです

これやらないと、かかり方がきちんと確認できないので

OPTOだからと言って、全部が全部かかり方が遅いとは言えないのです

別にこれやるの初心者向けってわけでもありません

ただでさえプラグインのコンプなんてかかってるのわかりにくいのに、その特徴をちゃんと聞かないでどうすんねん

だから鵜呑みにしてはダメなのです

おわりに

これらは頭に入れておいて損はないです

スネアにOPTO使ったところで、アタックが遅いのでピーク抑える的な目的としている場合、思ったかかり方にはほぼなりません

ボーカルにVCA使うとハッキリしすぎてコンプ臭くなりすぎる(それがいい場合もありますがw)

適材適所でコンプは使わないと、コンプ使う意味が無くなっていきます

元から充分な素材であれば、コンプ使わないってことも選べるのです

言ってしまえば、コンプ使わなくても十分な音に近づくようにコンプをかけるって感じですかね

そういう音は録りの段階で色々EQやらコンプ通っているので、ほぼ完成されています

それでも少し気になるピークあったりした場合、もう音崩したくないからデジタル系使うみたいにするのです

コンプは奥が深いのは、使い方に完全な正解がないからですね

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