【本ページはプロモーションが含まれています】
こんにちは。REC.MIXエンジニアのにっしーです。にっしー@REC.MIXエンジニア
ある程度DTMやらミックスをやって慣れてくると、プラグインが欲しくなってくるのは通過儀礼ですねw
よくどこどこのプラグインがいいよとか、これないとダメだよとか言われていますが、最近のDAW純正プラグインも全然使えるレベルまでクオリティが上がっています
この使えるレベルっていうのは、自分が望んでいる音像にできる、帯域整理がこなせるもの
これができればなんでもいいんです
僕はCUBASEユーザーですが、純正プラグイン普通に使ったりしてます
サードパーティーの物も使うんですが、これは音を求めているというよりか、単純に作業効率を上げるためって感じです
いっぺんにやれるからというか
詳しく書いていきます
純正プラグインが使えると思ったのは、遠回りをしたから
僕もスーパー初期の頃は、やっぱり純正プラグインじゃミックスよくならないのかなぁと思っていて、WAVESのGOLDバンドルを買いました
確かに純正プラグインに比べると、かかり方わかりやすいし、なんか良くなったからやっぱり純正プラグインだと限界あるんだなと思っていました
それで他のプラグインも買い始めて沼にハマっていきましたw
ある日、レコスタで録りだけやったからミックスをしてほしいとお願いされました(この時はエンジニアでもなんでもないw)
聞いてみたらその素材が、もうまるでプラグインがかかっているかのような質感で、なんでこんな音になるんだとショックを受けたのです
この差は何だと模索していったら、マイクでウン十万、マイクプリでウン十万、PRO TOOLS HDXでウン百万の世界だと知ったのです
プラグインでどうのこうの出来るものじゃないんだなと痛感しましたね
そこからガチでミックスを学び始めて、色々試していった結果、純正プラグインでも使い方さえしっかりできていれば問題ないと思いました
結局、EQやらコンプ、リバーブ、ディレイの基本的な使い方の基礎がないから、なんとなくプラグイン使って頼っていただけ
プラグイン使うとこうなる、じゃなくて、プラグイン使ってこうしたい、って明確なものがないからミックスが上手くならなかったんだなと気づきました
これに気付くのに、結構時間かかりましたね…
プラグインに頼りすぎはよくない
これに陥ると、プラグインが悪いんだと一生道具のせいにしながら作業することになるので、気を付けましょうw
プラグインにこだわるより、ハードのものをある程度揃えた方がいいと思う
使い方は人によってなのですが、全て自分で仕上げるんであればそれなりな出費は覚悟した方がいい
プラグインはハードよりかは安いので手が出しやすいですが、ぶっちゃけ根本的な音質や、クオリティは変わらないと思います
なぜかって?
根本的なものは、録りでほぼ決まるから
最終的にAD変換されたものが、その後のミックスに影響が大きい
ここがダメだとどんなプラグイン使おうが、ほとんど変わりません
これは僕自身またまた痛感しましたw
ハードが買えないからって、むやみにプラグイン買い足していくなら、少し我慢してハード機材買った方が絶対いいです
ちまちまプラグインに10万出すなら、一気にアウトボードに10万出した方がいい
ハード機材通ったその音聞くと、今まで買ってきたプラグインはほぼいらなかったって後悔しますwああそうだよ僕のことさ
その中でも外せないプラグインが出て来て、自分のスタイルが出来上がっていくのです
ちなみに僕はリバーブ類がやたら増えていってますw
別にこだわってるわけではないんだけど、好きなんでしょうねw
リバーブは、結構プラグインメーカーでかかり方と音が違う
ハード機材というか、音質を求めるならばで書いた記事もあるのでご覧くださいw
プロの音質はどう作る?アナログ機材(アウトボード)とADコンバーター
頼るのは自分の耳と感性
最終的にはここに行きつきます
どんなに高級機材使おうが、最後には自分の耳で判断しなくてはいけません
決定権を持っているのは機材ではなく、自分の耳
不思議と、絶対良いミックスできたと自信がある時って、速く仕上がるし、作業に悩まないんですよね
リスナーがどう捉えるかまではわかりませんが、依頼者のリテイクはあっても1回くらいで終わる
逆にどこか不安が残るものだと…あれ?胃が痛くry
ここはひたすらに経験積まないとわからないことですが、200曲くらいやっているとなんとなくわかってきます(白目)
僕はまだ1,000曲(ちゃんと世に出てるもの)まではいってないのでとりあえず1,000曲はミックスしたいですね(白目)
アルバム約100枚分か…遠いねw
これはミックス用のプラグインの話
ここは勘違いしないでくださいw
この記事の話は、あくまでミックス用ですw
音源ソフトのプラグインとかは、普通に欲望のままに買って使ってくださいw
いや、厳選しないとダメだなw
これは使うまではわからないので、デモがあればデモを試してください
生楽器は、録りでほぼ決まりますが、ソフト音源はその音源のクオリティで決まります
ここはまだ純正プラグインでは厳しい部分
シンセとかアンプシミュレーターとかの部分(たまーにアンプシミュレーターはパラレルで混ぜて使うけど。独特な硬い音欲しいから)
しかしですね、フリーの音源も有料に負けないくらい使えるものが増えてきているので、探す旅に出てもいいかもしれません
探しすぎて曲に向き合う時間が無くなるのが嫌であればさっさと買いましょうw
おわりに
純正プラグインでも使ってみると、あれ?使えるぞ?って思うことが普通にあります
まぁ、これはプラグインとか色んな音を聞いてきたからこそ判断ができるのですが
最初は自分の基準がないので、判断が難しいのは当たり前です
ただ、1つ言えるのは、むやみやたらにミックス用プラグインを増やす必要は全くないということ
プロが使ってる、有名なあの人が使っているとかは鵜呑みにはしない方がいいです
そこは実際に聞いて判断ですね
コメントを残す