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普段耳にする音。それはそれは色んな音があります。低い音から高い音、音色、音量など
これらは色々な音色が重なって1つの音を発しています
マイクの事を調べると指向性と言う言葉が出てきます
指向性とは?
音に対してなら音の飛び方、マイクなら音を拾う範囲の事です
レコーディングするには必要不可欠な知識です
まず、音の飛び方ですが、ものすごい低い音なら指向性はありません。よってサブウーファーなどはどこにおいても変わらないと言われます
でもキックやベースなど低い音出す楽器は何処で鳴っているかすぐにわかりますよね?
あれは倍音が高い周波数の音を発しているからわかるのです
20Hz~40Hzのみの周波数の音だとよくわかります
まぁここまで低いとただの振動ですけどねw
低い音は広がってエネルギーが流れていくのに対して、高い音は真っすぐ流れていく特性を持ちます
これを知るとマイキングするときに役立ちます
と言うか知らないとマイキングで迷子になりますw
楽器のエネルギーの流れ
例えば、スネアを録る時、どう音が流れているかわからないとスネアの鳴りが録り切れません
さらにマイクの指向性自体わからないとどれくらいの範囲を拾って、どれくらいの距離に置くのがベストか?が判断できません
スネアは打点からやや広がって音が流れます。さらに打点から下(ボトム)に向かって流れます
一番いいのは真上から打点を狙う事なんですが、ドラマーの邪魔になるので現実的ではありません
なので横斜めから狙う事になります。
狙い方はエンジニアの好みと、曲に合う音を録るかで色々変わります
リムの内側まで入れるか、入れないかですね
リムの内側まで入れると近接効果で低音が膨らみ、胴鳴りがよく入ってきます。
リムの外側に出すと、アタックとカーンとした音がよく入ってきます。離しすぎるとかぶりも増えてくるので注意
あとオープンリムショットがスネアはあります。打点が面とリムの2か所なのでこの2つの音が一番よく鳴っている場所に立てます。良く交わっている場所ですね。音の焦点
あとは面との高さですね。面に対してどのくらい間をとるか?
僕は近づける派ですw
ちなみにこれはダイナミックマイクを使っている想定です
マイクは定番のSM57
この音の飛び方、流れをつかむとおのずとマイクを立てる場所がわかってきます
ちなみにSM57は指向性結構狭いです。よってかぶりも多少軽減しますが、キチンと音の流れに沿って狙わないと途端に芯がない音になります
シンバル類など高い音は横に音が流れていきます
真っすぐ音が飛ぶのでシンバルの上からマイキングするのではなく、真横から狙うやり方もあります
これだとドラムキット全体は録れないですが、シンバルだけをフォーカスして録ることができて、かぶりを抑えられます。ただ空気感は減ります
ドラムキット全体用のマイクを立てて補います
このやり方は最初おススメしませんがこういうやり方もあるよ的に捉えてくださいw
ハイハットも同じですが、真横から狙うとペダル踏んだ時に空気がバフッと出て吹かれの原因になるのでおススメしません
これはコンデンサーマイク使う想定です
コンデンサーマイクじゃないとシンバルの余韻が録りにくいのでだいたいはコンデンサーマイクが使われます
想定マイクはC451
C451はペンシル型なので真っすぐに音狙って録りやすいです
これも結構定番マイクです
トップマイクとアンビエンスマイクは色んなマイク使われるので好み
僕もC451使いますが、個人的にはオーディオテクニカが好きですw
ボーカリストは最低限でもマイクを知った方がいい
なぜなら、ライブで自分の声をマイキングするのは自分だから
マイクと口の距離や、そのマイクの特性などがちゃんとわからないと自分の声がお客さんに届きません
PAさんが調整するのも限度があります
たかがマイクの使い方で声聞こえないって言われるの悔しくないですか?
僕個人的な意見ですがw
別にSM58でも十分声抜けますからね
周りの音がデカすぎて声殺してるのは論外ですが、音作り良くて声が抜けないなら使い方をまずは疑いましょう
グリルを握らない、距離を変えない、自前のマイクならグリルの中のスポンジ洗うetc,,,
やれることはたくさんあるので
せっかく時間割いて練習をしてきているならそれが伝わる様にマイク勉強するのも大事だと思います
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