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こんにちは。REC.MIXエンジニアのにっしーです。にっしー@REC.MIXエンジニア
ADコンバーターは、アナログ信号をデジタル信号に変換するものになります
RECして取り込みをする上で、最終的な音はここで決まります
逆にDAコンバーターはデジタル信号をアナログ信号に変換するもの
いくらいいものを使っても、ADの質が悪いと最終的な音に影響を与えます
では書いていきます
変換の精度が音に影響する
オーディオインターフェースでも、ADDA変換は問題なくできますが、オーディオインターフェースは色々な複合機なため、ここの質はあまり良くありません
10万ぐらいの割とお高めなオーディオインターフェースでも、ADにはあまりコストをかけていないものが多い
色々機能を充実させるために、他にコストがかかっています
ADコンバーター単品ともなると、AD変換に特化して作られているので、精度が高くなっていきます
この精度って具体的にどういうことか?
アナログ、デジタルの少し小難しい話w
ADコンバーターは、アナログをデジタルに変換する
これはわかったと思います
じゃあ、アナログとデジタルの違いって何でしょう?
アナログは連続的なもの、デジタルは区切りのあるものです
アナログはそのまま音として認識出ます
ヘッドホンとかスピーカーとかから出る音はアナログです
実際に感じれるモノ
区切りもクソもなく、音として認識が出来る
これがアナログです
デジタルはどんなものか?
オーディオインターフェースにも書いてあるかと思います
24bit、192khz対応的なヤツ
この192khz、これがサンプリングレートと呼ばれ、ここの数値が高いほど分解能が細かくなり、アナログの音に近づいていきます
CDの規格は16bit、44.1khzになります
音は波形として表されるので、波形の持つ周波数の2倍の周波数でとらなくてはいけないのです(詳しくはウィキペディアへGOw)
点と点の集合体、これがデジタルで聞く所の0と1です
プラス側の波と、マイナス側の波
この二つで波形を作ります
人間は20hz~20khzまでを聞き取れるだろうと言う事で、この規格になっています
半分にすると22.05khzですね
この周波数だと、点と点の隙間が広く、目が粗くなっていくので、これが所謂デジタル臭い音の正体です
じゃあ、点と点の隙間を狭くして目を細かくすれば、再現性が高くなるんじゃね?って事で192khzとかがあるのです
実際に20khzから上の周波数聞こえないのに、そこまでの再現度が必要なのか?と永遠のテーマになっていますw
ハイレゾは96khzの場合が多いですね
細かい処理を正確にさせるために
お勉強はここまでとしてw
このクソ細かい、デジタル変換がいい加減だと、音に影響出るよね?じゃあしっかり変換してくれるものが必要だよね?
これを高度にやるのがADコンバーターです
結局デジタルデータなので、どれだけ細かく正確に処理が出来るかがカギになります
精度が低いAD処理だと、本来あった音がノイズと認識されて消えていくわけです
この消えていってる音が何万個も出てきたら、そりゃあ音悪くなっていくわけです
192khzで録ったとしても、完全にとらえきるのは無理な話です
逆にキチンとしたAD処理がされれば、とてもキメ細かく、自然な音になります
好みもあるけど、サンプリングレートは高い方が理論上良い
理論上、DAWのプロジェクトのサンプリングレートは高い方が良いです
録った音が48khzで、プロジェクトが96khzとかだと、その録ったものには何も意味ないです
ただ、プラグインのかかり方が変わってきます
細かく効くってイメージ
だけども最初のAD変換がダメなら何やっても良くなりません
最初の録りでのAD変換が最終的なクオリティを握っています
安いものから高いものに変えると割と実感できる
DTMや宅録だとADコンバーターなんか、何それ?レベルな話ですw
ですが、オーディオインターフェースを安いものから、高いものへ入れ替えた時に実感する
僕もはるか昔、安物でDTMをやっていました
ですが、今はエンジニアなので、それなりなモノにしなきゃと入れ替えた時に、すごい実感しましたw
この音が良くなった原因は何?と探っていったらADコンバーターだったわけです
高いから音が良い、じゃあ安物と何が違うのか?
こういう疑問を持てる性格で良かったですw(これを世間ではオタクと呼びます)
ADコンバーター色々紹介
オーディオインターフェースも中にあったりしますが、AD性能はピカイチなもの紹介w
ADコンバーターは比較的お高めですが、クオリティを上げるには必要不可欠です
まずはアイキャッチにもなってるRMEのADI-2 PRO
僕はインタフェースにRME使っていますが、それよりも滑らかな感じです
ピアノとかの音が澄んだ感じに聞こえるのでとても気持ちいい
次はアポジーのsynphony
マスタリングスタジオでもたまに置いてありますね
それぐらい信頼性が高い
次にLynxのHILO
これもまたマスタリングで使っている人いますね
おわりに
音に拘るととんでもないことになりますw
まあでも、ADの質を上げないと、音のクオリティは上がらないので、導入おすすめです
打ち込みしかしないから、アナログの音使わないよって人も、アナログ出しをすれば世界が変わる
そのアナログ出しする際に、マイクプリやらコンプを通せば、プラグインの音に豊富な倍音が加わるので、音作りが変わる
さらに拘るとDAコンバーターすら単品で見ていくハメになりますがw
ADの質が高くないとあまり意味がないですが、ADの質が高ければ是非お試しあれw
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