洋楽と邦楽のミックスの違いは何か?なぜ洋楽は音が良いと言われる?

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こんにちは。REC.MIXエンジニアのにっしーです。にっしー@REC.MIXエンジニア

 

洋楽の方が音が良い、邦楽は音が悪い

邦楽は邦楽の良さがある、好きに聞けばいい

よくこんな議論がされますが、なぜなんでしょう?

 

単純に聞きなじみの問題な気がするのは僕だけでしょうか?w

ミックスの傾向は確かに違いはあります

違いなだけであって、優劣を競い合うものでもないです

最終的な目標はどちらも聞いてもらうことなんですから

 

ではこのミックスの違い、僕なりに分析してみました

機材がどうのより、傾向の話です

では書いていきます

洋楽は隙間があり、定位がはっきりしている

分離感がハッキリしていて、帯域が整理されており、どこに何がいるかわかりやすい傾向ですね

この無駄にギチギチに詰めていない感じが、聞いていて気持ちいい

バンド物でも、打ち込みでも、帯域整理がとても丁寧に聞こえる

1つ1つの音が聞き取れる

大きいは大きくなっており、小さい音は小さく、ダイナミクスを保ちつつ聞かせてくる

このゴチャっとしていない感じがミックスの上手さでもありますね

 

洋楽は聞いていて気持ちいい音になっていますね

洋楽は低音の処理が秀逸

僕的にはここが1番の違いのポイントかなと思っています

とにかく低音がズンバキに出ている

しかしこの低音、全く潰れずに鳴り切っているのが凄い

これマジでどうやっているのか?

色々僕も試してみて、この感じの処理をそれっぽくは習得しましたが、全然まだ届かないんですよね

どうしても潰れてくるし、マスキングが起きて高音が濁るし、隙間が無くなってくる

特にキックの処理がムズイ

キックにサブキックと、ベースを切り取って重ねて、コンプメッチャ速くかけると、似たような感じになるけど、ここからの他の楽器やら、声の処理が激ムズですw

もうこの時点でだいぶ隙間なくなるんですよね

M/S処理とか、小手先のことはやりましたが、それでもあの感じにはまだ届かないですね

マスタリングでなんかしているのかもですね

洋楽は単純に音がクリア

これは好みですけどねw

濁りが少ないのは確かです

ほんの僅かな違いですけどねw

ここは邦楽も全然悪くないです

 

ホントに違いはミックスの傾向の違いですね

邦楽は音像が大きく、ぴっちり詰まっている音

聞いていてインパクトあるのは邦楽ですね

ただ音像がデカいので、同じ音が鳴っている感じに聞こえる

コンプで潰して、音圧を稼ごうとするからですね

最近は音圧を均一にする動きが出てきているので、無駄に音圧を上げるのはそろそろなくなるでしょう

音圧戦争はとっくに終わったもんだと思っていましたが、微妙に続いているんです

音圧が均一になったら、どうやったら目立つか?、みたいになっていくんでしょうか?

 

邦楽でも洋楽っぽいミックスの流れが来ています

その証拠にマスタリングは海外のクレジットをよく見ますね

2ミックスの時点でコンプ過剰にはかけないでいるんですかね?

 

音がとにかくデカいのが邦楽の特徴ですね

ラウド系とかダンス系はいいんだけど、何もかも音圧マックスなのはどうかと僕は思いますね

僕は聞き疲れない、デカい音を洋楽から盗んでやっていこう(目標w)

邦楽はボーカルがデカい

これはしょうがないとは個人的に思います

日本人はボーカルしか聞かないですから(絶望)

一番聞かせたいのはボーカルですからね

 

ボーカルに寄り添うように他の楽器が積まれていきます

ミックスの本とかも、そういうことが書いてあることが多いです

ボーカルをそれなりに前に出すと低音もそれなりに出るので、ボーカルを生かすためベースを引っ込めるんですが、そうするとベースの音がアタックしか抜けてこない、みたいになりがち

洋楽みたいな、低音ズンバキみたいにするのはあまり好まれない傾向です

どっちがいいとかは特に気にしなくてよしw

若干邦楽をディスってるような内容になりましたが、邦楽大好きですよw

 

ミックスの技術はそもそも海外からの輸入品です

音響系はまず海外が新しいものを出し、それを日本流にアレンジする流れです

よく日本の音楽は5年遅れているなんて言われていますが、海外で流行っているものをすぐさま持ち込んでも、すぐには受け入れてもらえないですから

定着するころには、海外はもう違うことしてますからねw

この流れをずっと繰り返していますw

 

聞き方の違いでミックスの傾向が変わるのは当たり前なので、どっちがいいとか比べること自体がなんか違う気がしますね

その曲に合うように処理することが最優先

曲やミックスの良し悪しはどれだけ受けて入れてもらえるか

洋楽も邦楽もこの部分は同じです

聞いてもらえるように試行錯誤を繰り返すのです

どんだけ音や曲やミックスが良くても、聞いてもらえないのなら意味ないですから

ここが一番難しいところです

音だけよくてもダメ、曲だけよくてもダメ

全部の総合的なクオリティが必要ですね

おわりに

好みと片付けるのは簡単ですが、微妙な違いで良し悪しが変わるはおもしろいです

ホントに微妙な差なんでしょうけど、結構変わる

また違った音が出てきたり、処理の技術が変わっていくのは楽しみですけどねw

ホントに終わりのない世界です

 

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にっしー@REC.MIXエンジニア

1 個のコメント

  • スピッツみたいなボーカルの浮いたちょっと古い邦楽のいかにも歌謡曲なミックスが嫌い。ナンバガみたいな少しボーカルの埋もれたミックスが良い。ボーカルなんて楽器のうちでしょ。けどラウドネスウォーは別に構わない。むしろ最近の洋楽とくにヒップホップはキックと808を無駄にデカくしてわざと音割れさせて荒々しく聞こえさせるのが流行ってるしうるさいは正義みたいのは大衆音楽の宿命でもある。静かでもいいんだけど、主張強い方がより多くに刺さるから。

    歌詞しか聞かないような奴はアホ。

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