アウトボードを使うなら覚えておきたい!MIC INとLINE INの違い

この違いをちゃんと覚えましょう

これがわからないと最悪機材を壊してしまう可能性があります

マイク信号だのライン信号だの言いますが、まんま電気の話ですw

お勉強感がものすごいですが一度理解してしまえばなんてことありません

僕は電気関係は音楽機材ではなく、他の業種で覚えましたがかなり役に立っていますw

というか、エンジニアしかり、PAしかり、電気知識はある程度必要です

電気は見えないから尚更

では書いていきます

何故2つの選択肢があるのか?

マイクを使うか、ライン信号を使うかの違いです

マイクの電気信号はものすごく小さいもの

ラインの信号はある程度出力が大きいもの

ざっくり言えばこんな感じです

オーディオインターフェースやミキサーの出力はライン信号です

業務的に言うとプラ4なんて言われます(+4db)

ほとんどの機器はライン信号を使って動かされるのです

マイク信号は信号を受け取る時ぐらいですかね

機器を接続する時にこの話が大事

例えば、レコーディングをする時に宅録ならインターフェース直で録音をするかと思います

オーディオインターフェースが中のマイクプリで増幅してくれるので、何も問題なく録音ができます

もし、今後パワーアップした環境を作る際に、マイクプリやコンプなどのアウトボードの機材を使う時になったら接続のやり方を知っておかなくてはいけません

 

接続の順番としては

マイクまたはライン機器→マイクプリ→コンプまたはEQ→オーディオインターフェースまたはADコンバーター

この順番が基本です

マイクプリの後は、コンプとEQの順番は自由

ここで注意なのがコンプやEQのあとは必ず、オーディオインターフェースに差す場合、LINE INに差すこと!!

間違ってもMIC INには差さない

なぜなら、MIC INはマイクからのめちゃくちゃ小さな電気信号をものすごく上げるので増幅率が高い(ここでマイク信号をライン信号にする)

オーディオインターフェースの場合、MIC INに繋げると中のマイクプリも経由してしまうので、音も多少変わります(ものによってはゲイン上げなくても多少増幅される)

LINE INはある程度高めな信号になるので、マイクほど増幅はしません

 

よって、ライン信号をMIC INで間違って増幅させてしまうと、ものすごく増幅させてしまって過剰電圧になるので、最悪故障の原因となります

大体の機器はライン信号を受け取る規格になっています

これを守らないと、機材が「ア”ア”ッ!!」と断末魔を言いながら壊れます嘘です

 

オーディオインターフェースによっては、MIC INとLINE INどちらも使えるものになっているものもあるので、自分の使っているものを確かめましょう

コンボジャックは、XLR端子とフォン端子、どちらでも繋げることができますが、MIC INとLINE INの中身の回路は違うので注意です

どっちにつないでも音は出るのでわかりにくいのがタチ悪いw

 

後はシールドの形状を合わせる

ここは必ずバランス信号にしなきゃなので、キャノン(XLR)かTRSフォンの端子で接続しましょう

これを知らないと・・・

例えば、アウトボードのコンプを買ってボーカルをレコーディングしたいとなっても、マイクとコンプのみでレコーディングはできないのです

使用するにはさらにマイクプリが必要になります

先ほども書いた通り、マイクからの信号はマイク信号なのでとても小さい信号です

そのままコンプに入力しても電圧が低すぎるのでコンプが作動しません

よって録音レベルにまでゲインを上げられないので録音もできません(無理矢理ゲイン上げるとノイズの原因にもなる)

マイク信号とライン信号を理解していないとこんなことが起こりえます

いちいち2つ揃えるのメンドクサイ方は、マイクプリとコンプもしくはEQが1体型のアウトボード、所謂チャンネルストリップがおすすめです

どれも少しお高めですが、使えるレベルがこの辺り

だいたい10万~ぐらいかな

もっと安いものもありますが、それならプラグインの方が劣化がないのでクリアに仕上がる可能性があります

ただアナログの質感は安くても出るので、劣化しても構わぬ!って人はご自由にどうぞw

ウォームオーディオはこの価格でニーヴの音の再現性高いので特におすすめ

プラグインのEQの音とはまた違う質感が出てきます

LA610はもう普通に使えるレベルなので、これ1つあれば良い音になりますよ

コンプの音が良い感じです

おわりに

意外と基本的な事なんですが、かなり大事です

電気は目には見えないので、どういう流れで信号が流れているかを理解するのが手っ取り早い

これがわかるとエフェクターの修理とかの故障探求が出来ます

断線と短絡ぐらいならテスター使えばわかるようになります

実際直すのは、はんだごて使ったりなんだり手先の器用さが必要になりますけどねw

僕はこういう作業は不器用なので得意ではありませんが

MIC INとLINE INは電圧の違いで、ルールさえ守れば機材壊す心配も無いし、そこまで難しくはないので理解しましょう

3 件のコメント

  • とても役に立つ解説ありがとうございます。なんとなくしか理解していなかったのでクリアになりました。
    1つお聞きしたい内容があります。
    私この記事を見てwarmaudio の2チャンネルEQ無しの機材を買いました。これでアコースティックギターの録音がとてもいい音で録れるようになりました。
    次にエレキギターの録音ですが、住宅環境的にアンプにマイクを立てて録音が難しいので、ギター用プリアンプとキャビネットシュミレーター(DI out有り)で行うのですがキャビネットシュミレーターからオーディオインターフェイスに繋ぐのではなく一度マイクプリを経由して録音したいのですが、その場合はMic in かLine inのどちらにさせば良いのでしょうか?
    ギター用プリアンプで増幅させてるのでLINE INでよろしいのでしょうか?

    お時間が許すときにお返事いただければ嬉しいです。

    • コメントありがとうございます!
      お役に立てたのであればうれしい限りです

      LINE INで問題ないですよ
      繋ぎ方も好みです
      個人的には、マイクプリを上流側に持ってくるのがいいと思います

      何個もプリを通るので、インプットゲインレベルの管理は気を付けてください!

      • 早速返信ありがとうございます。
        嬉しいです。繋ぎ方も色々試してみます。
        インプットゲインの調整の注意点もありがとうございます。

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