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トップマイクはマイキングのキモです
オーバーヘッドとも言います
かぶりが絶対にあるトップは、色んなやり方と考え方があります
マイクは2本使って、ステレオで録る想定で書いていきます
ドラムキット全体のマイキング
第一はこのやり方です
ドラムキットを1つの楽器として録るやり方になります
基本中の基本
やり方としては、キックとスネアを中心にしてシンバルを狙います
慣れてないと初めは位相がずれ過ぎて、キレイに録れないことが多いです
なので、最初はキックを中心にして、キックから1mぐらいの高さで2本ともキック正面真下の真ん中狙えば、まず変な音にはならないです
ただステレオの広がりは出しにくくなります
ドラムがセンターにいる音像を求めるならばこれで十分です
左右きっちり分かれている音像を作るには、それなりにマイクの位置を左右に広げてやる必要があります
これのコツは、トップマイクをLRにPANを振った時に、キチンとキックとスネアがセンターに定位するようにマイキングすることです
これを目指してマイキングしていけば自ずと立てる場所や、距離などがわかってきます
またここでかぶりと位相の話が出てきますので前の記事読んでくださいw
マイキングの知識と、かぶりと位相。レコーディングするなら必須。
こうするとオンマイクのスネアにオフマイクのスネアが入るので、よりスネアの響きが出ます
多少は部屋鳴りもトップマイクには入るのでいい感じになります
余談ですが、その昔はマイク2本でドラムは録っていました
その2本がトップマイク。これでキックまでも録っていたのです
全体のバランスが良い場所にマイクを立てていたそうです
このマイキングはすなわち、トップマイクに対して他のオンマイクの音を足す考え方です
トップマイク2本でドラムを録り切って、それに他を足す
今だからこそ出来る手法。感謝
ただあくまでシンバルを録るマイクなので、シンバルの鳴りがショボいと今度はスネアにシンバルが殺されますw
このバランスを見極めるのが難しいんです
ミックスで一応なんとかなるっちゃなるんですが生感は減ります
なので出来る限りはマイキングで音像をコントロールします
シンバルを狙うマイキング
これは簡単
マイクをシンバルの上ではなく、横を狙います
キットにはマイク向けないようにします
これだとキット全体の音が少ないので、アンビエンスマイクがないと響きに欠ける音になります
かぶりは少なくて、シンバルの音がハッキリしますけどね
アンビエンスマイクが使えるならこの方法やってみてください
あとそこまで部屋の環境がしっかりしていない場合もこの方法で録った方が、かぶりに悩まされることないですw
使用マイクあれこれ
トップマイクって結構色々使われます
基本はコンデンサーマイク
まず定番なのはノイマンの87ですね
定番といってもクソたけえw
これはアンビエンスマイクやボーカル、果てにはギターアンプにも使われますね
コンデンサーなのに壊れにくいし音もすごい良い
圧倒的なマイクです
あとはC451
トップマイクのマイキングは音の位相や飛び方を知れる
トップマイクのマイキングが上手くできるころには、おおよそ位相や音の飛び方を理解しているはずです、たぶんw
これが身についていればどんなマイクでも芯をとらえた音で録ることが可能です
音質は別としてw
人的要因で音悪くしないためには日々練習ですね
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