ドラム、ストリングス、シンセ類などの打ち込み音源のミックスについて

こんにちは。REC.MIXエンジニアのにっしーです。にっしー@REC.MIXエンジニア

 

音楽制作には今や欠かせない打ち込み音源たち

生音のレコーディングが減った現在、とても重宝します

中々ドラムだったり、ストリングス系の生音レコーディングなんか普通はできないですからね

音源使った方が安上がりで、音の質もよくなりました

生音録らないって個人的には悲しいですがw

 

これらで音源を作っている現在ですが、打ち込みのミックスって難しくないですか?

え?そんなことなくない?って思っている人には見ていただきたい

インストものなら話が少し変わってきますが、歌ものなら必ず生声が入ってくるわけです

ギター、ベースもラインで録られることが多くなりましたが、これも生音です

これの整理のやり方に、僕は未だに苦戦することが多々あります

質感が全く違うので、どっちに合わせるかで迷うことが多いです

 

そもそも打ち込み音源ってどういうものなのか?

ここを理解するとミックスの仕上がり方がかなり変わっていきます

打ち込み音源とは何ぞや?って僕なりに書いていこうと思います

打ち込み音源とはなんぞや?

ざっくり言えば楽器の音をサンプリングしてMIDIで扱えるようにしたもの

定番な楽器からドマイナーな楽器まで色んな種類があります

色んなマイク、マイキング、おそらく色んなマイクプリなどを通した音をサンプリングして商品として世に出ているものです

 

生音でやりたいようなセッティングで音を録っています

音の質はかなり高いものになっているものがほとんどです

ですが、大体の物は音を派手に聞かせるために、デフォルトの状態でかなり音が作りこまれています

これが打ち込みのミックスを難しくしている要因ではないかと僕は思います

音が大きすぎるからレベル管理が難しい

打ち込みのみならそんなに考えなくても問題ないのですが、生音が混ざってくると少し考えなくてはいけません

打ち込みは音が作りこまれているものと書きましたが、生音も音が作りこまれている状態でないと音の質感が合わせにくいのです

ミックスする時に打ち込み音源中心で音を整理していくと、どうしても音がデカいまま整理したくなるのですぐにマスターメーターがピークに達して他を入れることが出ません

よくやりがちなのが、何とか収めようとしてリミッターガッツリかけてしまって0dBに収まっているけど、ぐっちゃぐちゃに音像が壊れるパターン

一番やってはいけないやつw

じゃあどうすればいいのか?

打ち込みの段階でレベルを揃える

ここはアレンジの段階なのですが、ここが一番大事です

音色のチョイスも重要ですが、まずはレベル

ベロシティの管理ですね

僕はアレンジャーではないので詳しいことは書けないのですが、音が小さいからってベロシティを上げるのはやめた方が良いと思う

ベロシティって100以上ってほとんど使わない気がするのですがw

ここでレベル管理がしっかりできていれば間違いなくミックスはやりやすくなるし、質感も合わせやすくなります

なんならEQ、コンプもいらなくなるので余計に音悪くすることもありません

打ち込み音源のミックスは基本、触らない

これが僕的にはなんやかんや上手くいくパターンです

EQも使うことありますが、ローカットと少し邪魔だなってとこ少しカットするぐらい

EQは味付けが無いEQを使うのが基本

元から味が付きまくっているものに、さらに味がついても余計な倍音ついてまたレベルが上がってめんどくさいことになるからです

色々やるよりボリューム調整を頑張った方が上手くいきます

フェーダーの位置はかなり下がりますがそれでいいのです

全体が小さくなったならモニターの音量を上げてやればいいだけです

ここでいつも自分が聞いている音量感を覚えていることが重要になってきます

差し替えるときも同じ

レベルの管理がしっかりできるのならば何も問題ないです

生音から打ち込みに差し替えると音がデカくなって何か良くなったって思いがちですが、基本的な処理は絶対に忘れてはいけません

てか打ち込み音源使うコツはレベル管理をしっかりすることなんじゃないかと思ってきたw

ぶっちゃけ、デフォルトの状態の音からさらに音作りするって至難の業だと思います

アンビが広がりすぎてる場合、ソフト音源側で少し切ってやるぐらいで充分な気もします

まあ僕は送られてくるデータをミックスするので、音源ソフトいじれないのでこっちで何とかするしかないですけどw

打ち込み音源もある程度は質が高いものを選ぶ

ここはつまりお値段ですw

個人的にはドラム音源にはお金かけてもいいと思います

最低2種類は欲しい所ですね

SD3かBFD辺りを持っておけばいいと思います

 

ドラムだけに限らず、質の良い音源選んだら後は打ち込み方が全てです

プロと同じ音源を使っているはずなのに違いが出るのはここの差が圧倒的に違うからです

打ち込みも技術です

このニュアンスみたいなのはミックスでどうにもなりません

打ち込みは手を抜いたところはスグにバレる

僕ですら気づきますwミックスで何回も聞くわけなのでw

おわりに

長々しく書きましたが、結局大事なのはレベル管理って記事ですねw

なんで打ち込み音源ってあんなに音デカいのか?

簡単な話、売りたいからですw

商売なので目立たないと買ってもらえないのです

音自体の作りこみはかなり良くできてるものが多いので、レベル管理さえしっかりできれば使いこなすのは簡単です

もう1度言うと、あとは打ち込み方が全て

楽器の演奏と同じですね

この段階でほぼ決まってくるので重要です

最初が肝心ってこのことだなって思いますw

 

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